
Zoom(ズーム)はビデオ会議やミーティング、オンライン授業をはじめ、プライベートでも手軽に利用できる便利なツールですよね。
その一方で、実際に利用していると、
- とにかく動きが重い…。
- 映像が遅くてカクカクする。
- 画質が悪くて見えにくい。
- 映像が止まることもある。
と、いうようにZoomの利用に支障をきたし、ストレスが溜まっている…という人も多いのが事実です。
zoom重いなぁ
やめだ— 福田サイ (@Fukudasai_poker) June 29, 2022
zoomがカクカクで片言の日本語のよう…
— あやの (@oncolaya1211) March 6, 2021

大事な会議や授業中にサクサク快適に利用できないのは本当に困るわよね…。
そこで当ページではZoomが「重い・遅い・止まる」と感じる原因とその改善策をわかりやすく解説していきます。

順々にチェックしていくことで、自分にとって最適な改善策が見つかるでしょう。
Zoomが重い・遅いと感じる9つの原因と改善策
Zoomが快適に利用できない原因として以下の9つが考えられます。
- 通信制限にかかっている。
- 大人数で利用している。
- CATV回線のインターネットを利用している。
- ネット回線が混雑している。
- 利用しているWiFiの強度が弱い。
- 電子レンジと併用している。
- 他のソフトやアプリも同時に利用している。
- 端末側(スマホやPCなど)に問題がある。
- 通信障害が発生している。

それぞれの原因に最適な改善策も合わせて紹介していますので、順々に確認していきましょう。
原因1.通信制限にかかっている。
携帯ショップなどで契約したスマホやタブレットを使ってZoomを利用している人は、通信制限にかかっていて重く感じている可能性があります。
速度制限がかかってるのでzoomが0.5倍速になってるw
— mashro (@M4SHR0) March 31, 2021
画質悪いなと思ってたら5億年ぶりの速度制限(家にネットついて初)
ZoomとLINELIVEのせいだよ〜🥺— がんさく (@GUNSAKU3839) September 23, 2020
zoomのせいで速度制限かかってるのかな
めちゃくちゃ重い— mti (@syaki_aka) May 16, 2020
授業中に通信制限がかかってZOOMが落ちるの本当にアレ
— 私 (@choir_watashi) July 16, 2020
速度制限のせいでzoomカクカク
— しき*fam(shiki*fam) (@shiki11g20n) June 28, 2020
au・docomo・SoftBankなどで契約したスマホやタブレットは基本的に毎月使える通信量(ギガ)に制限があります。
例えば、docomoの「ギガライト」と呼ばれるプランを契約している場合、月々に利用できる通信量は最大7GBです。
そして、ひと月のうちに7GB全てを使い切ってしまうと、通信速度の制限がかかってしまいます。

通信制限がかかると、速度が低下するためZoomをサクサク快適に利用することが難しくなるのです。
※テザリングを利用している人も要注意!
スマホやタブレットで直接Zoomを利用していなくても、テザリングを使ってノートパソコンでZoomを利用している場合は要注意です。
スマホのテザリングを使ってpcでSkypeやzoomしてたから、もう既に速度制限がかかってる
— せんびぃ (@sen_biii) July 4, 2020
テザリングでzoomはあかん
速度制限一直線です— かたおか (@mogumogu_g3) September 17, 2020
テザリングはスマホやタブレットで契約している通信量を別の端末にシェアできる便利な機能です。
ですが、テザリングを使ってノートパソコンなどでZoomを利用するとあっという間に通信制限になってしまいます。

スマホよりもノートパソコンの方が画面サイズも大きくなるので、通信量の消費も多くなります。
それでは、通信制限にかかってZoomが快適に利用できていない人向けの改善策を確認していきましょう。
【改善策1】通信量を追加購入する。
一番早い改善策は、お使いのスマホやタブレットの通信量を追加で購入することです。

通信量を増やすことができれば、通信制限を即時解除することができます。
通信量の追加購入の方法は以下のページにて詳しく解説しています。
- docomoユーザーの方はこちら
└ ドコモ通信制限の解除はいつ?すぐに解除する方法も解説。 - auユーザーの方はこちら
└ auの通信速度制限って?解除方法&これから悩まずに済む方法2つ - SoftBankユーザーの方はこちら
└ ソフトバンクの通信制限にもう悩まない!根本的な解決方法とは?
ただし、この方法は一時的な対策になるだけで、またすぐに通信制限になってしまうことが多いです。
その場合は以下の【改善策2】がおすすめです。
【改善策2】無制限で使える通信環境を整える。
通信制限を気にすることなくいつでも快適にZoomを利用するなら、光回線の通信環境を整えると良いでしょう。
なぜなら、光回線は高速なインターネット通信を無制限で利用することができるからです。
ZoomのようなWeb会議ツールでは、相手の映像を受信(ダウンロード)するだけでなく、自分の映像を相手に送信(アップロード)する必要がありますよね。
そのため、インターネット通信の環境はダウンロード速度とアップロード速度のどちらも高速であることが求められます。

光回線はダウンロード速度・アップロード速度ともにインターネットの中で最速なのでZoomの利用に最適と言えるのです。
ついに光回線が導入されました!!
リアルに100倍くらいの速度になってて笑いました😂これで、クライアントさんとのZOOMでヒヤヒヤしなくてすみます!
Wi-Fiが遅いと商談で失注するリスクもあるので、光回線導入しましょ😊
— やま@就職しない新卒フリーランス (@yamaweb23) February 18, 2021
在宅ワーク用に新規契約した光回線がようやく開通。
ZOOMでギガを消費する日々からの解放万歳!!!
— Toshiaki Hagihara (@hagi_toshi0311) May 12, 2020
光回線、速くて安定していて素晴らしい。これで、ZOOMの途中に変な顔で止まることもなく、サッカー中継の途中で途切れその間にゴールが決まることもない。我が家に回線革命が起こりました。それでは聴いてください、andymoriで『すごい速さ』。
— 216R (@216R) September 12, 2020
なお、人気の光回線サービスを速度で比較した結果は以下のページで紹介しています。
サービス選びをする際は参考にしてみてください。
原因2.zoomを大人数で利用している。
Zoomは1対1に限らず、複数人で同時に繋がることができるため大人数で行うミーティングや講義・セミナーなどの利用に最適です。
しかし、同時に利用する人数が多ければ多いほど映像が重くなったり、接続が途絶えたりすることがあります。
ウン100人zoomはやっぱ重いぜ
— うい (@uiui_103) May 15, 2021
5限の授業Zoomなんですけど、受講生200人弱いるせいか、めちゃくちゃ動作が重い……
— にゃー☀ (@SrTTaxHabWaitCQ) October 7, 2020
50人参加のZoomって重いっすね
— fan92 (@fan___92) May 3, 2020

Zoomでは接続する人数分の映像データの送受信が行われるため、大人数での利用になるほど重くなりがちです。

数十人~100人規模で通信をする必要があるときはしっかり接続できるか不安になるわね…。

実際に、「インターネット接続が不安定です」と表示されて通信が途絶えてしまうこともあります。
大人数での利用でもZoomが重くなるのを避けるために、以下の改善策を試しましょう。
【改善策1】Zoomの設定を変更する。
改善策の1つとして、Zoomの設定を変更して無駄な通信を行わないようにする方法があります。
例えば、授業などでこちら側が発言をする機会がない場合はZoomを利用している端末で、
- ビデオをOFFにしておく
- マイクをミュートにしておく
といった対策を取るだけでも通信を軽くすることは可能です。

ビデオとマイクを使わないことで、こちら側の映像や音声のデータをアップロードする必要がなくなる(=通信が軽くなる)からです。
また、「バーチャル背景」をOFFにするのも無駄な通信を減らす方法の1つです。
バーチャル背景はZoomでビデオをONにしたときに映し出される背景映像をお好きな写真(壁紙)で代用できる機能です。
【改善策2】通信環境を見直す。
2つ目の改善策はご利用中の通信環境を見直す方法です。
大人数でZoomを利用する場合は、少人数の利用時よりも高速で安定した通信環境が必要です。
そのため、利用中のインターネット環境が電波を利用する、
- ポケットWiFi
- ホームルーター
といったモバイル回線の場合は大人数での利用に対応できない可能性も高くなります。

つまり、最大速度が最も高速で通信が安定した光回線サービスを利用するのがベストということになります。
当たり前だけど、光回線めちゃくちゃ早いwwwww
めちゃくちゃYoutubeサクサクなんだけど!
今までソフトバンクAir、どんなときもWiFiと酷い回線に当たってきたがついに当たり引いた
これでもうzoomの画面が止まらん!
ノンストレスでzoomができる!
もはや誰かと直ぐにzoomしたいまである。
— 鈴木凱人(キャッシュレス生活) (@kaitooooo123) September 20, 2020
光回線にしたら、こんな数値が変化しました。
SoftBank AIRも、リモートワーク始まるまでは不便感じなかったのですが。頻繁にzoom使うようになったら、不安定すぎてダメでした。 pic.twitter.com/pj9elWeutF
— Yuko Miyata (@miyatau) July 2, 2020
ずっとポケットwifiで
家でも外で仕事するときもやってきてたけど
ステイホームの影響で
ついに光回線に!!!
めちゃめちゃサクサクで嬉しすぎて
ずっとテレビで動画垂れ流してる
これでZoomしながらでも
つべがスムーズに見れるぜぃ!!!!— ᑕᕼI (@CHI_perthmark) May 27, 2020
なお、光回線サービス選びをする際は以下のページを参考にすることで、現金キャッシュバックなどの特典がついでに貰えます。
原因3.CATV回線のインターネットを利用している。
Zoomを利用しているインターネット環境が、ケーブルテレビ(CATV)のインターネットではありませんか?

当てはまる人でZoomに遅延があると感じているのであれば最大速度の遅さが原因になっている可能性があります。
今日のJcomのネット切断がひどい。
zoomミーティングしてて切断して全然すすまない。— adder (@blackadder46) July 2, 2022
うちもJcomで、上りが絶望的に遅い。仕様上らしいんだけど。普段は大丈夫だけど、マンションで一斉に使われたりしてると、全然アップロードできない。zoomとかもたまに、俺だけカクカクする…
— E (@E91006357) September 5, 2020
我が家のJcom wi-fiがカスすぎて授業の途中で回線切れた
もう一回Zoomに入りたくても先生からの許可が出ずそのまま終了— yusuke (@U___suk) October 2, 2020
実は、ケーブルテレビのインターネットは他のインターネットと比べて最大速度が遅いという特徴があります。
回線の種類 | ダウンロード 速度(最大) |
アップロード 速度(最大) |
---|---|---|
CATV回線 (J:COM) |
~320Mbps | ~10Mbps |
光回線 | 1Gbps~ (1,000Mbps) |
|
ホームルーター (HOME 5G L12) |
2.7Gbps | 183Mbps |
ポケットWiFi (Speed Wi-Fi 5G X11) |
2.7Gbps | 183Mbps |
ケーブルテレビ(CATV)のインターネットの例)J:COM NET
例えば、J:COMでダウンロード速度(下り)が320Mbpsのプランを選んだ場合、アップロード速度(上り)はたったの10Mbpsです…。

ケーブルテレビのインターネットはケーブルテレビ回線を利用しているため光回線ほどの高速な最大速度を出すことができません。
※ケーブルテレビのインターネットがインターネット利用に不向きな理由は以下のページにて詳しく解説しています。
【改善策】最大速度が速い回線の契約を検討する。
Zoomが最も快適に利用できるインターネット回線は最大速度が高速な光回線です。
光回線は速度が高速であるだけでなく、通信量も無制限で利用できます。
ちなみに、光回線の中でもNURO光は最大速度が2Gbpsということでより快適な環境を求める人に人気です。
回線をNURO光にしたら、下り10倍、上りが100倍になった。仕事がとにかく捗るし、zoomしてても全く落ちなくなった。開設まで35日だったし、変えて本当に良かった。
【RBB SPEED TEST】2020/10/05(月) 17:46:53 下り:456.45Mbps 上り:313.05Mbps #kaitekispeed
— ナオきんぐ (@naoking128) October 5, 2020
NURO光すごすぎます。
無線でも下り600Mbpsで有線だと800Mbpd以上出ました。他の光回線より段違いで速いです。ZoomなどのWeb面接で相手に迷惑かけることがなくなるので、おすすめです。 pic.twitter.com/5jNbbP5UUg
— 壮|(11月から)Webエンジニア (@sew_sou19) August 2, 2020

ただし、NURO光は提供エリアが限定されていますので検討する際は必ず以下を確認しておきましょう。
原因4.利用しているネット回線が混雑している。
Zoomを利用しているインターネット環境が、
- マンションやアパートで利用できる無料インターネット
- 大学やカフェなどの公衆無線LAN(Free WiFi)
上記に当てはまりませんか?

当てはまる人はインターネット回線の混雑により通信が遅くなりZoomが重く感じている可能性があります。
まず、マンションやアパートで利用できる無料インターネットはLAN配線方式と呼ばれる接続方式を利用しているものが多いです。
LAN配線方式では1本の光回線をLANケーブルを使って各部屋で共有します。
そのため、マンション内でインターネットを利用している人が多ければ多いほど回線が混雑し、速度が遅くなり、通信が重くなりやすいのです。

学生マンションでみんながオンライン授業をしているという状況だと、回線が混み合いやすそうね…。
また、大学内や街中のカフェなどに設置されている公衆無線LAN(フリーWiFi)も不特定多数の人が同時に利用していますよね。
公衆無線LAN(フリーWiFi)は電波による通信なので、利用者が多いとその分通信が不安定になりやすいです。
昼から用事があるので移動した先でzoomのセミナー受けようとしたけど街中ではモバイルフリーwifi不安定すぎて使えんかった😫
— ちこり@うお座人間 (@chikorik2) June 7, 2020
学校のWiFiでzoom見るとカクカクで酷いな
どうにかならんのか— 松本 凍結したので作り直し (@xm4jWZWN1UUuLJm) April 12, 2021

通信が不安定だとZoomの映像がカクカクしたり最悪の場合、途切れてしまったりするのです。
【改善策】回線品質のよいネット環境を確保する。
インターネットの回線品質が最も良いのは光ファイバーケーブルを利用している光回線のインターネットです。
自宅に光回線の環境を整えることができれば自宅まで直接、光ファイバーケーブルが繋がるため安定した通信が可能になります。

しかし、光回線は自宅のみでの利用になるという欠点もあります。
ですのでもし、
- 「外出先でもWiFi環境が必要!」
- 「いつでもどこでもZoomが利用できる環境が欲しい」
というのであれば
WiMAX
を契約するのがおすすめです。
WiMAX(ポケットWiFi)は速度や安定性の面で光回線には劣りますが、公衆無線LANを利用するより快適な通信が可能です。
原因5.利用しているWiFiの強度が弱い。
まず、Zoomを利用している端末(スマホ、PC、タブレット)で接続しているWiFiマークを確認してみましょう。
上記のようにWiFiマークが減っていませんか?
WiFiマークがMAXではないということは、利用しているWiFi環境が弱い=電波が端末にしっかりと届いていないという状況を表しています。
zoom電波悪くない?
めっちゃ接続きれる、、、— あんころもち🌹🐒 (@aaaluv0615) July 8, 2022
電波不安定のためzoom研修進まず
— ワダ (@Kuvojun) June 30, 2022
電波が悪すぎてzoom落ちる
— おかだ (@kkk_666d) June 28, 2022

WiFiの強度を高めるために以下の改善策を試してみましょう。
【改善策1】電波強度の強いWiFiルーターを利用する。
電波強度を高めるには利用しているWiFiルーターを高性能のものに変更する方法があります。
WiFiルーターはお住まいの部屋数やフロア数(1階建てか2階建てか)によって最適なスペックが決まっています。
基本的に価格が上がるほど性能も上がりますが、利用状況に合わせて購入するのがおすすめです。
先月Wifiルーター変えたんですが、Zoom繋ぎながらDAZN実況でもノークルクルやったんでWifiルーター変更は効果あるかも
— へいず (@heiz123) July 4, 2020
WiFiルーターを換えてみたらだいぶマシになった。これでzoomも安定するかなぁ! pic.twitter.com/O8lP2ASw9s
— PERU-LIN🦖やっほいぐみ んんん (@HfPerlin) June 2, 2020

高性能なWiFiルーターが利用できればZoomも快適に使えそうね!

そうですね!WiFiルーターを選ぶ際は以下のページを参考にすることで自分に最適な1台を見つけることができます。
【改善策2】中継器を利用する。
WiFiルーターは高性能なのに電波が弱い場合は、
- WiFiルーターから離れた部屋でZoomを利用している。
- 扉を閉め切っていて電波が上手く飛んでいない。
といった状況が考えられます。
このような場合はWiFiの中継器を設置する方法がおすすめです。
Wi-Fi中継機で労働環境が劇的に改善❗️
2LDKワンフロアにも関わらず、自室ではzoom儘ならないイマイチ状態に悩んでいましたが、今や電波ギュンギュンです。
今年最大の成果。働くぞ〜!↓↓ガンダムっぽい pic.twitter.com/iWC4xCih2s
— おつき@R&n専務 (@otsuki_0107) May 2, 2022
うちのWi-Fi本体が私の部屋の対角線の1番遠い場所だったので、電波状況が悪く…
今後zoomもどんどん活用していきたいため…
ダメ元で中継機を購入!
そしたらめっちゃ届くようになりました!
3000円くらいでこれなら、もっと早く購入しておけばよかった!! pic.twitter.com/KeACumNxJj— ミシェル (@cmr4545) September 22, 2020

高性能なWiFiルーターも中継器も一度購入すれば長く利用できるので、この機会に一度検討してみると良いでしょう。
原因6.電子レンジと併用している。
Zoomを利用中に近くで電子レンジを使っていませんか?
電子レンジはWiFiルーターの電波と干渉するため同時に利用するとネットが不安定になったり、通信が止まってしまうことがあります。
急にZoomから抜けて、まさかと思って台所に行ったらやっぱり親が電子レンジ使ってた。前も言ったやん( ˘ω˘ )
— ささみ (@sasaneko13) May 26, 2022
電子レンジやばいだろ
動いてる間だけまじでzoom止まる— かぽかぽ (@cpbm_b) January 5, 2021

どうしても電子レンジとの併用が避けられない場合は以下の改善策を試しましょう。
【改善策】5GHzの周波数帯で利用する。
実はWiFiルーターは以下2つの周波数帯のいずれかを選んで利用することができます。
周波数帯 | 特徴 |
---|---|
2.4GHz |
|
5GHz |
|
そして、上記2種類の周波数帯のうち電子レンジと併用する場合は「5GHz」を利用するのがおすすめです。
「5GHz(5ギガヘルツ)」の周波数は電波の干渉に強い特徴を持っています。
ですので、
- 電子レンジのある部屋でZoomを利用する。
- Zoomの利用中に家族が電子レンジを使う可能性がある。
という場合には、Zoomを利用するときだけでも「5GHz」の周波数帯でWiFiを利用しておくと安心でしょう。
※周波数帯の選び方
WiFiを接続する端末で表示されるSSID(ネットワーク名)の選び方で利用する周波数帯を決めることができます。
例えば、BUFFALOのWiFiルーターの場合、
- 【2.4GHz】Buffalo-G-XXXX
- 【5GHz】Buffalo-A-XXXX
上記のように表示されるので、Zoomを利用する際は「A」の付くSSIDを選んで接続しましょう。
原因7.他のソフトやアプリも同時に利用している。
Zoomを利用中に他のソフトやアプリも同時に利用している場合はZoomが重くなりやすいです。
わかっていたことだがZoomが重い.プレゼンソフトとの同時使用はきつい.時間ないけどWebスライドに移植しよう.
— Kenichi Kubota (@kfsq) September 26, 2020
特に、仕事などで容量の重いファイルを送受信しながらZoomを利用すると一気に通信量を消費するため、Zoomの映像が乱れることもあります。
【改善策】大容量の通信にも対応できる光回線を利用する。
仕事上、他のソフトやアプリとZoomを同時に利用する状況は避けられないという人も多いかと思います。
普段からテレワークが多く、自宅でZoomを利用することが多い場合にはこのような状況を回避するためにも、光回線を利用しておくのがベストです。
とはいえ、
- テレワークがいつまで続くかわからない。
- 光回線を長期的に利用するかわからない。
というように、光回線契約は敷居が高い…という思いから、なかなか契約に踏み出せないという人もいらっしゃるかと思います。

そのような人には契約期間がない縛りなしの光回線サービスがおすすめです。
縛りなしの光回線とは、いつ解約しても解約金が発生しないサービスのことをいいます。
短期間の利用でも解約金を気にすることなく最大速度1Gbpsの高速なネット環境を整えることができるため安心です。
【改善策2】すでに光回線を利用している場合は乗り換えの検討も視野にいれる。
すでに光回線サービスを利用しているのに、Zoomの利用で支障が出ているのであればサービスの乗り換えを検討するのも1つの手です。
実は光回線には大きくわけて以下4種類のサービスが存在します。
- 光コラボレーションサービス
- 電力系のインターネットサービス
- auひかり
- NURO光
最大速度が同じ場合でも、どのサービスを利用するかによって使用感が変わることもあります。
それぞれの特徴については以下のページにて詳しく解説しています。
原因8.利用している端末(スマホやPCなど)に問題がある。
Zoomを利用する端末(スマホ、PC、タブレット)で何かしらの不具合が起きた場合に、Zoomが正常に利用できないことがあります。
【改善策1】端末を再起動してみる。
パソコンでZoomを利用している場合はZoomを含む、開いているページ全てを一度終了し、再起動することで不具合が解消する可能性があります。
また、スマホ・タブレットの場合も利用しているアプリなどを全て閉じて、以下の手順で端末の再起動を行いましょう。
androidを利用中の人
- 電源ボタン長押し
- 再度電源ボタン長押しで再起動
iPhone(iPhone8以降の端末)を利用中の人
- 音量上ボタンを押す
- 音量下ボタンを押す
- サイドボタン長押し
iPhone7、iPhone7plusを利用中の人
⇒音量下ボタンとサイドボタンを同時に長押し
上記以外のiPhoneを利用中の人
⇒サイドボタンとホームボタンを同時に長押し
iPhoneの場合はいずれにせよ、Appleのロゴが表示されるまで長押しすることで再起動が完了します。
【改善策2】アプリを最新版にする。
スマホ・タブレットの場合、Zoomのアプリが自動で最新版に更新されていないことが原因でZoomが正常に作動していない可能性があります。
以下にてアプリが最新版になっていることを確認し、アップデートが必要な場合は実行しましょう。
- androidユーザー:「Google Play」
- iPhoneユーザー:「App Store」
原因9.zoomで通信障害が起きている。

原因1~8までの改善策を試しても解決しない場合には、Zoom自体で通信障害が起きている可能性があります。
障害情報についてはズームサービスステータス にて確認することができますので、参考にしてみてください。
【要注意】Zoomで使う通信量(データ容量)はこんなに多い!
Zoomをビデオ通話で利用した場合、10分間の通話で約60MBを消費します。

つまり、Zoomを1時間利用すると約360MBのデータ量を使うことになります。

ということは、3時間の利用であっという間に1GBもなくなるのね…。
Zoomはネット環境さえあれば電話代をかけずに大人数でも通話ができる非常に便利なツールです。
ですが、毎月使える通信量に制限があるスマホでの利用の場合、
- 通信制限にかかり、Zoomが快適に使えなくなる。
- 制限解除のためにデータ量を追加購入し、毎月の通信費が割高になる。
といった悩みを抱えやすくなります。
また、ひと月に使えるデータ容量に制限があるポケットWiFiも同様で、通信制限を気にしながらZoomを利用しなければなりません。
これらのことを踏まえると、できるだけストレスのない環境でZoomを利用するには、
- 毎月通信制限を心配する必要がない。
- 高速なインターネットをデータ容量無制限で使える。
といった環境を整えておくことが重要です。
【必見】無制限で利用できる3種類のWiFi
無制限で利用できるWiFiは自分の利用用途に合わせて以下3種類から選ぶと良いでしょう。
1.光回線サービス
「Zoomは自宅での利用がほとんど」という人は、光回線の利用がおすすめです。
光回線は一度工事を済ませれば、高品質で安定した通信が可能になるため、Zoomに限らず、
- YouTubeなどの動画サービス
- instagram(インスタグラム)
- オンラインゲーム
などの通信量を多く消費するサービスもサクサク利用することができます。
また、パソコンでZoomを利用する場合は有線接続をすることで無線(WiFi)での利用よりも遥かに快適な通信ができるようになります。
よくZOOMその他で会議するけど、やっぱり光回線の有線LANが一番安定するわ~。
— Daichi@PP (@pp_daichi) May 21, 2020

Zoomをはじめ、その他のネット利用で「重い・遅い」といったストレスを抱えないためにも光回線の利用は検討しておきたいわね。
2.ホームルーター
「Zoomの利用は自宅のみだけど、光回線の工事は手間…」という人は、ホームルーターの利用がおすすめです。
ホームルーターは、コンセントに挿すだけでWiFi環境を整えることができるため、光回線のように工事をする必要がありません。
また、月々に利用できる通信量に制限が無いため、使い放題で使える点も嬉しいポイントです。

人気のホームルーターは以下の3サービスです。
端末 | 特徴 |
---|---|
★おすすめ![]() WiMAX+5G ![]() |
|
![]() ドコモhome5G |
|
![]() SoftBank Air |
|
※ホームルーターの詳しいサービス比較は【工事不要で制限なし】ホームルーターおすすめ比較ランキング|2023年最新版にて解説しています。
3.ポケットWiFi
「自宅だけでなく、外出先でもZoomを利用することがある」という人はポケットWiFi(WiMAX)がおすすめです。
ポケットサイズの端末をそばに置いておくだけで、簡単に使い放題のWiFi利用ができます。

ちなみに、WiMAXは日本全国幅広いエリアで利用することができます。

旅行や出張先でも利用できるのは嬉しいわね!
まとめ
Zoomが重い・遅いと感じているのにそのままの状況で使い続けるのは非常にストレスです。
解説してきた9つの原因と改善策を確認し、いち早く快適なZoomの利用を実現させましょう。
- 通信制限にかかっている。
- 大人数で利用している。
- CATV回線のネットを利用している。
- ネット回線が混雑している。
- WiFiの強度が弱い。
- 電子レンジと併用している。
- 他のアプリと併用している。
- 端末側(スマホやPCなど)に問題がある。
- 通信障害が発生している。

今後Zoomをはじめ、その他のネット利用で悩まないためにもこの機会にしっかりと自分の通信環境を見直しておきましょう。