
現存する光回線の中でも回線速度が高速のNURO光(2Gbps)を使ってみたい。
でも、「NURO光の工事は2回行われるから、工事費用が心配だ。」という人は多いかと思います。
結論からお伝えしておくと、NURO光の工事費用はズバ抜けて高額ではありますがキャンペーンで実質無料にすることができます。
ただ、工事費を無料にするキャンペーンには、条件を満たせない人にとっては大きな負担・リスクになってしまうという落とし穴もあります。

NURO光を検討している人は当ページでNURO光の工事費用について正しくおさらいしておきましょう。
※当ページは「税込み」の料金で記載しています。
そもそもNURO光の工事費はいくら?
NURO光の工事費用は「44,000円」です。
この工事費は一戸建てやアパート、マンションなどの建物のタイプで変わるものではなく一律料金となっているのも特徴です。
サービス名 | 工事費用 集合住宅 |
工事費用 一戸建て |
---|---|---|
NURO光 | 44,000円 | 44,000円 |
ソフトバンク光 | 26,400円 | 26,400円 |
ドコモ光 | 16,500円 ⇒無料 |
19,800円 ⇒無料 |
auひかり | 33,000円 ⇒実質無料 |
41,250円 ⇒実質無料 |
ビッグローブ光 | 16,500円 ⇒実質無料 |
19,800円 ⇒実質無料 |
So-net光 プラス |
26,400円 ⇒実質無料 |
26,400円 ⇒実質無料 |
@nifty光 | 16,500円 ⇒実質無料 |
19,800円 ⇒実質無料 |
OCN光 | 16,500 | 19,800 |
ぷらら光 | 16,500 | 19,800 |
DTI光 | 16,500 | 19,800 |
enひかり | 16,500 | 16,500 |
※上記は2021年4月現在の工事費用一覧です。

数ある人気サービスの中でNURO光の工事費は最も高額となっています…
工事費の支払い方法は? ※工事費無料キャンペーンを知る前に
NURO光の工事費(44,000円)は30回の分割支払いで、毎月の月額料金に合わせて支払う形になります。
44,000円 ÷ 30 = 1,466円(初回のみ1,486円)を毎月支払う
※ちなみに、分割で支払うことで分割手数料がかかることは一切ありません。

高額な工事費なだけあって分割にしても高いわね…。何とかならないかしら。

ここで本題のNURO光が実施している工事費無料キャンペーンについて解説していきます。
NURO光の工事費が実質無料になるキャンペーンとは?確認しておきたい落とし穴も。
冒頭でもお伝えした通り、NURO光では条件さえ満たせば工事費が実質無料になるキャンペーンを利用することができます。
正式名称は「NURO光 月額料金割引キャンペーン」ですが、工事費用の分割払い1,466円(30ヶ月)を毎月割引してくれるキャンペーンとなります。

つまり、キャンペーンの適用により工事費1,466円(44,000円 ÷ 30)に相当する金額が毎月割引され続けるため、30ヶ月後まで適用すれば実質的に工事費を1円も支払わなくて済むというものです。(実質無料の意味)
工事費の分割請求(1,466円 × 30回)は開通月の翌月から始まります。
そして「NURO光 月額料金割引キャンペーン」も開通月の翌月より適用開始となります。

なるほど。30ヶ月間、NURO光を使い続ければ工事費用の負担が0円になるというシステムなのね。

つまり、NURO光を検討している人は早期解約の可能性がないかを確実にチェックしておかなければリスクが大きくなってしまうのです。
工事費が実質無料になると言われると、工事費用が初めから0円であるかのように感じる人が多いです。(スタッフの説明不足かもしれません)
しかし、実際には条件があっての工事費無料だということを忘れないでください。
また、NURO光の工事費が無料になる条件は他にもあるので、次の項目で解説していきます。
NURO光の工事費を無料にするための2つの条件はコレ!
NURO光の工事費無料キャンペーン(NURO光 月額料金割引キャンペーン)を受けて、工事費を0円にしたい人が知っておくべき条件をまとめると、以下の2つとなります。
- NURO光を31ヶ月継続して利用すること
- 支払い方法は口座かクレジットカードから選択すること
その1:NURO光を31ヶ月継続して利用すること
工事費無料でNURO光を使うためには、31ヶ月(2年7ヶ月)NURO光を継続的に利用する必要があります。
なぜならば、44,000円の工事費は開通月の翌月から30ヶ月に渡り請求されるため、それに合わせて工事費無料のキャンペーンも30ヶ月間の割引適用となるからです。

31ヶ月経つと44,000円の工事費が0円になるということかしら?

その通りです。でも逆を言うと、31ヶ月経たないと工事費は実質無料にならないということなります。
つまり、31ヶ月を経過する前にNURO光を解約すると工事費の残債が請求されてしまうということになります。
例えば、31ヶ月の途中で解約した場合の工事費の残債は以下の通りです。
利用した期間(例) | 残りの期間 | 請求額 |
---|---|---|
6ヶ月 | 25ヶ月 | 36,650 |
12ヶ月 | 19ヶ月 | 27,854 |
NURO光の工事費は元々44,000円と高額なので、31ヶ月以内に解約すると工事費の残債も高額になってきます。
無料にする条件の1つとして31ヶ月の継続利用は必須と言えるので忘れずに覚えておきましょう。
※注意※
「NURO光 月額料金割引キャンペーン」で工事費を無料にするための条件は「30ヶ月の継続利用」となっています。
しかし、工事費の請求と割引のスタートは開通月の翌月からとなります。つまり、実際にはNURO光の利用は31ヶ月が必須ということになりますので頭に入れておきましょう。
キャンペーンページ |
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その2:支払い方法は口座かクレジットカードから選択すること
NURO光は工事費無料のキャンペーンを適用するためには、
- 口座引き落とし
- クレジットカード払い
上記の2つから選んでNURO光を契約しなければなりません。

コンビニ払いは選べないのかしら?

「コンビニ払い」の選択は基本的にできません。口座かクレジットのどちらかで登録手続きをするということになります。
また、「口座引き落とし」の場合は、手数料が220円かかるということも合わせて押さえておきましょう。
ここまでの内容をまとめると…
NURO光の工事費は44,000円となっており、他社と比べてズバ抜けて高額でした。
そのため、工事費を実質無料にするための条件をクリアできない人にとっては非常に大きな負担を抱えることになる可能性が高いです。
そんな人は一度立ち止まって、1Gbpsの光回線を検討してみることを強くおすすめします。
【注意】NURO光の工事費はキャンペーンで全て無料になるわけではない。
実は、工事費は工事費でも「工事費実質無料キャンペーン(NURO光 月額料金割引キャンペーン)」が適用できない工事費というものがあります。
それは以下の2つです。
- 土日追加工事費
- 同日工事費

土日追加工事費に関しては実際に多くの人が頭を悩ませていると言えるので要チェックです。
工事費の種類 | 工事費用 | 概要 |
---|---|---|
1 土日追加工事費 | 3,300 | 土日祝に工事を希望する場合にかかる工事費 |
2 同日工事費 | 5,500 | 宅内工事と屋外工事を同じ日に行う場合にかかる工事費 |
※同日工事は東日本エリアの一戸建てのみでしか対応していません。
この2種類の工事費は基本工事費の44,000円の工事費とは違い、どちらも追加でかかってしまうため工事費実質無料キャンペーン(月額料金割引キャンペーン)にて無料にすることはできません。
ですので、特別な事情がない限りは、
- 平日の工事を希望すること
- 宅内工事と屋外工事を別日で予定すること
上記の2つを考えて工事日を決定することが望ましいと言えるでしょう。
キャンペーンページ |
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【まとめ】NURO光の工事費

最後にNURO光の工事費を無料にするときに必ず押さえておくべきことをまとめてみました。
ちなみに、「※」の付いている項目は、「月額料金割引キャンペーン(工事費無料キャンペーンのこと)」を適用するために重要な2つの条件です。
必ずチェックしておきましょう!
- NURO光は「月額料金割引キャンペーン」で工事費が実質無料になる!
- ※ NURO光を31ヵ月継続利用しなければ工事費は実質0円にならない!
- ※ 工事費を実質無料にするために銀行口座・クレジットカードが必須!
- 「月額料金割引キャンペーン」で対象にならない工事費も2種類だけあることを覚えておく。
- NURO光の工事費は44,000円で最も高いので、工事費は何があっても無料にするべし。
なお、NURO光は工事費無料で開通できれば最高の光回線サービスです。
NURO光の料金面・回線速度・満足度に関して気になる人は以下のページをご覧ください。
また、NURO光の工事内容に関しては以下のページで解説しています。