
auタブレットの解約はできるだで問題なくスッキリ終わらせたいところですよね。
とはいえ、解約にかかる料金や解約方法が正直よくわからない…という人も多いかと思います。
ですので、当ページではauタブレットを解約する人が必ず知っておくべき知識を誰でもわかるようにまとめました。
ちなみに、auタブレットの解約でかかる「タブレットの残債」は、見落とすと高額な請求になることもあるので注意が必要です。
※当ページは「税込み」の料金で記載しています。
auタブレットの解約金は?タブレットの本体料金もかかるって本当?
auのタブレットを解約した場合にかかる料金を確認していきましょう。
auタブレットの解約金はいくら?
auで契約したタブレットを契約期間の途中で解約すると解約金が基本的にかかります。
この解約金は、auのタブレットで契約しているプランによって異なります。
料金プラン (契約期間) |
解約金 (税込) |
---|---|
タブレットデータシェアプラン (2年契約) |
1,100円 |
タブレットプラン20 (2年契約) |
1,100円 |
タブレットプラン ds/L (3年契約)※ |
10,890円 |
タブレットプラン ds/L (2年契約)※ |
10,450円 |
LTEフラット for Tab/Tab(L) (2年契約)※ |
10,450円 |
※新規受付を終了している料金プランです。

ちなみに、上記の解約金は解約手続きの翌月末に請求されます。
解約金のかからない時期はいつ?
例えば、
- 2年(24ヶ月)契約の場合
= 24ヶ月目~26ヶ月目の3ヶ月間 - 3年(36ヶ月)契約の場合
= 36ヶ月目~38ヶ月目の3ヶ月間
上記の3ヶ月間が「契約更新月」となり、この期間に解約すると解約金はかかりません。
また、2年契約・3年契約ともに契約は自動更新となっています。

解約を申し出ない限り、自動的に再度2年契約がスタートする仕組みになっていることも覚えておきましょう。(=自動更新)
※ タブレットプラン ds/L(3年契約)は、3年経つと、それ以降は2年単位の自動更新となります。
タブレットの本体料金もかかるって本当?
実は、auタブレットの契約時に「タブレット本体を分割で購入した人」は違約金以外にタブレット本体料金の残債を支払う必要があります。

タブレット本体料金の残債?
例えば、タブレット本体を36回の分割払いで購入したとします。
この場合、24回の支払いを済ませた時点で解約すると、残りの12回の支払いが残ることになりますよね。
この残った12回の支払い分が、「タブレット本体料金の残債」となるのです。

つまり、タブレットの本体料金を分割で支払っている人が解約する場合、解約金とタブレット本体料金の残債の2つを支払わなければいけません。
※ タブレット本体料金の残債は、解約後に一括で支払うか、分割払いを継続するか選択することができます。
注意!タブレットを実質0円で契約した場合も本体料金の支払いはある!

タブレットを実質0円で契約したなら本体料金の残債は発生しないわよね?

いいえ。タブレットを実質0円で契約した人も本体料金の残債は請求されます。
まず、タブレット本体料金が「実質0円」になる場合は以下のような仕組みで実質0円になっています。
※ここでは実際にタブレットの本体料金が実質0円になるIpad(第6世代)の例を取り上げます。
タブレット本体料金が実質0円になる仕組み | |
---|---|
iPad(第7世代)32GB(2,520円×24ヵ月) | |
- | 毎月割(2,520円×24ヵ月) |
= | 実質0円 |
タブレット本体料金が「実質0円」となるのは上記の通り、本来支払うはずの機種料金に相当する金額が「毎月割※」によって割引されているからと言えます。
※ 「毎月割」とは?
auが提供している割引サービスの1つ。
契約する機種によって異なる割引額が24ヶ月間または36ヶ月間、割引されるというものです。
※この割引サービスは、2019年9月30日で終了しています。新たにタブレット契約をする人は毎月割を適用させることはできません。

つまり、「実質0円」でタブレット契約ができたというのは、0円でタブレットが貰えたというわけではないのです。
そしてここで大切なのが、auタブレットを解約すると「毎月割」も同時に終了してしまうということ。
解約後にかかるタブレット本体料金 | |
---|---|
iPad(第6世代)32GB(2,520円×24ヵ月) | |
- | 毎月割(2,520円×24ヵ月) |
= | 2,520円✕残った契約期間分 |
つまり、auタブレットを解約した後は毎月割の適用がなくなってしまうので、「タブレット本体料金の残債」を支払う必要があるのです。

実質0円で契約できたと思っていたら、解約時にこんなに請求されるなんてこともあるのね…。
解約時に請求されるタブレット本体料金の残債はいくらかかる?
auタブレットを解約したあとに請求される「タブレット本体料金の残債」は、
約2,000円〜6,000円 ✕ 残った契約期間分(/月)です。(機種によって異なる。)
つまり、契約期間内でタブレットを利用した期間が短ければ短いほど、タブレット本体料金の残債は高額になります。

もし本体料金が分割で6,000円/月で12ヶ月支払いが残っていたら…72,000円の残債になるわね…。
auタブレットが無料でもらえるカラクリに関しては以下の記事にて詳しく解説しています。
ではauタブレットの解約で損をしないためにどうすべきか?
結論からお伝えすると、解約時期を見極めることが損をしないためのポイントです。
つまり、auタブレットを解約する際は、
- 解約金がかからない期間
- タブレット本体料金の残債がかからない期間
(※ 分割払いをしている人のみ)
にauタブレットを解約すればよいのです。
下記にそれぞれの具体例をまとめておきますので、自分にあった解約時期を見つけてみましょう。
- 2年(24ヶ月)契約
- 毎月割が2年(24ヶ月)の間適用の人

24ヶ月目~26ヶ月目の間に解約することで、解約金もタブレット本体料金の残債も支払う必要がなくなります。
- 3年(36ヶ月)契約
- 毎月割が3年(36ヶ月)の間適用の人

36ヶ月目~38ヶ月目の間に解約することで、解約金もタブレット本体料金の残債も支払うが必要がなくなります。
- 2年(24ヶ月)契約
- 毎月割が3年(36ヶ月)の間適用の人

48ヶ月目~50ヶ月目の間に解約することで、解約金もタブレット本体料金の残債も支払う必要がなくなります。
ケース3は少し例外で、契約期間と毎月割の適用期間が異なります。
タブレット本体料金は36ヵ月で支払い終わりますが、契約期間は自動更新されるため、4年目(48~50ヶ月目)に解約をしなければ損をしてしまうのです。
【必見】auタブレットは解約後でも使える!
auタブレットを解約した後は、タブレットで使えるデータ量の契約はなくなりますが、タブレット本体は手元に残ります。(※解約後にタブレット本体を返却する必要はありません。)
ですので、手元に残ったタブレット本体にインターネット(WiFi)を繋げて活用することが可能です。
例えば、
- 自宅で安定したWiFiが利用できる光回線
- 外出先でもWiFiが利用できるポケットWiFi(WiMAX
)
上記のようなネット回線さえあれば、auで契約していたときよりも快適にインターネットを使うことができるようになります(毎月の通信量は上限なし・使い放題で、家でも外でも利用可能)。
- 毎月7GBのデータ量では足りなかった
- データ量を追加購入してインターネットを利用することもあった
といったauとの直接契約で起こりがちな不快感もなくなり、タブレットを再活用することができるのでタブレットは壊れないように保管しておきましょう。

では最後に、この章で最も簡単な「タブレットの解約方法」を確認していきましょう。
auタブレットの解約方法は簡単!準備するものだけ覚えておこう
auタブレットの解約方法や手続きで必要なものを、よくある質問形式で順番にまとめておきました。
Q. auのタブレットを解約したい!どこで解約できるの?

お近くのauショップにて解約手続きを行うことができます。
また、解約手続きは基本的にauタブレットの契約者本人が行いましょう。
Q. インターネット上で解約手続きをすることはできないの?

できません。auショップ(店舗)での手続きが必須となっています。
Q. auタブレットの解約手続きで必要なものは?

解約手続きの際に必要なものは以下の通りです。
- 印鑑
- 本人確認書類
└ 運転免許、健康保険証、パスポート - 解約するタブレット本体
印鑑と、タブレット本体に関してはなくても手続き可能とのことですが、スムーズに手続きを進めるためにも持参しておくことをお勧めします。
Q.どうしても契約者本人が来店できないときは?

契約者本人が来店できない場合は、代理人による解約手続きが可能です。
また、代理人とは以下に限ります。
- 親権者
- 未成年後見人
- 成人後見人
- 契約者の家族
- 施設関係者
Q.代理人による解約手続きで必要なものは?

代理人本人の確認書類(運転免許、健康保険証、パスポート)以外に以下が必要です。
- 契約者本人の確認書類(コピー可)
- 契約者からの委任状※
- 解約するタブレット本体
※ 契約者からの委任状はダウンロードすることも可能です。→ 「委任状ダウンロードはこちら 」