回線速度(bps)の目安はどのぐらい?回線別で実際に出る速度の目安も解説。

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インターネットを楽しむためには、どれほどの回線速度(bps)が出ていればいいのか気になりますよね。

ですので当ページでは、

  1. インターネット利用で推奨される回線速度の目安
  2. 回線別(サービス別)で実際に出る速度の目安

の2つを確認できるようにまとめました。

なお、見落とされがちな「回線速度を最大限に引き出すための3つの鉄則」も解説しています。

読み終わるころには、ネットを楽しむために必要な回線速度の目安はもちろん、できる限り高速な回線速度を維持するための全知識も分かるようになります。

まずは結論:推奨される回線速度の目安はコレ!

回線速度の目安

Aの札を掲げる男性

結論からお伝えすると、快適にネットを楽しむなら10Mbps~30Mbpsの回線速度は欲しいところです

※ 今お使いの回線速度は「Fast.com by Netflix」にて確認できます。

よく使うサービスごとで推奨される回線速度をまとめてみた。

いい感じのポーズをとる男性

さらに具体的に、よく使うサービスごとで推奨される回線速度も見ていきましょう。

★ Webページの閲覧

種類 回線速度の目安
テキストだけの場合 100~200Kbps
写真や画像が多い場合 1~3Mbps

★ 音声通話

サービス 回線速度の目安
LINE 10~100Kbps
Skype 30~100Kbps

★ ビデオ通話

サービス 回線速度の目安
LINE 2Mbps
Skype 300Kbps~1.5Mbps
FaceTime 1Mbps以上

★ 動画・映画の視聴

インターネットを使って動画・映画を視聴する際は画質によって必要な回線速度が異なります。

なお、どのレベルの画質になるかは閲覧する端末(スマホ・タブレット・パソコン・テレビ)の画面の大きさによって自動的に決まるのが普通です。

基本的には以下のようになっていますので参考にしながら確認してみてください。

  • スマホなら標準画質(SD)で視聴
  • パソコンなら高画質(HD)で視聴
  • テレビなら高画質(HD)で視聴
  • 4K(UHD)の選択は任意 ※あまり普及していない。
YouTubeの場合
画質の種類 回線速度の目安
4K【UHD】 20Mbps
高画質【HD】 2.5 ~ 5Mbps
標準画質【SD】 0.7 ~ 1.1Mbps
Netflixの場合
画質の種類 回線速度の目安
4K【UHD】 25Mbps
高画質【HD】 5Mbps
標準画質【SD】 3Mbps
Huluの場合
端末の種類 回線速度の目安
高画質【HD】 6Mbps
標準画質【SD】 3Mbps
Amazonプライムビデオの場合
端末の種類 回線速度の目安
4K【UHD】 15Mbps
高画質【HD】 3~5Mbps
標準画質【SD】 1Mbps
Aの札を掲げる男性

ネットで動画や映画を高画質で見る場合は、最低でも6Mbpsの回線速度は維持したいところです。

立ち振る舞う女性

なるほど。余裕をもって10Mbpsあれば快適そうね。

※4K動画・映画を快適に楽しむなら常に25Mbpsの回線速度が出ていなければ厳しいです。

★アプリやファイルのダウンロード

ダウンロードにかかる時間 回線速度の目安
ちょっと遅い 1 ~ 5Mbps
普通 5 ~ 10Mbps
速い 10 ~ 30Mbps
非常に速い 30Mbps ~

回線速度が速ければ速いほど、アプリやファイルのダウンロード系は早く終わります。

大規模なファイルやオンラインゲームのダウンロードをするなら、30Mbps以上の回線速度が欲しいところです。

★オンラインゲームのプレイ

うまく見れない場合はスライドが可能

利用目的 回線速度の目安
バイオハザード アンブレラコア
(オンライン対戦)
128Kbps以上
バトルフィールド
(オンライン対戦)
5Mbps以上
スプラトゥーン2
(Nintendo Switch)
2Mbps
バイオハザード7
(Nintendo Switch)
4Mbps以上
ロスト プラネット2
(PlayStation3)
200Kbps
ストリートファイターV
(PlayStation4)
1Mbps
モンスターハンター:ワールド
(PlayStation4)
200Kbps
モンスターハンター3
(Wii U)
1Mbps以上

※ 3Dのゲームは画質を上げるにつれて必要とされる回線速度も上がります。

ゲームによって推奨される回線速度は異なるものの、そこまで高速な回線速度は求められません。

しかしこれでは誤解を生むかと思いますので、オンラインゲームをする人は必ず「ping(応答速度)」について調べるようにしてください。

【最大速度に騙されるな】サービス毎に出せる回線速度の目安の実態を解説!

現在、(Wi-Fi含む)インターネットがデータ容量無制限で使える回線を提供するサービスは主に以下の4種類となっています。

種類 有名サービスの例
光回線 ドコモ光 etc…
ケーブルテレビ
回線
J:COM(ジェイコム)
ホームルーター WiMAX、SoftBank Air
ポケットWi-Fi WiMAX

上記サービスを使った場合の回線速度の目安はどのぐらいなのでしょうか?

まず、公式ページに記載されている最大速度は以下の通りです。

種類 最大速度
光回線
※ドコモ光
1Gbps
(1,000Mbps)
ケーブルテレビ
回線
※J:COM
320Mbps
ホームルーター
※WiMAX
558Mbps
ポケットWi-Fi
※WiMAX
558Mbps

※ ポケットWi-Fiやホームルーターなどのモバイル回線はエリアや機種によって最大速度が異なる場合があります。

喜ぶ女性

どのサービスを選んでも、十分すぎる回線速度が使えるのね!

説明する男性

いいえ! 実は公式ページに記載されているのはあくまで最大速度と呼ばれるものなので絶対に信じてはいけません!

注意点:回線速度には、最大速度と実効速度の2種類がある!

実は回線速度には以下の2種類があります。

  1. 最大速度
  2. 実効速度(実際に使える速度)

1.最大速度:企業側が打ち出す回線速度のこと。

インターネット契約をするときにWebサイトを見ると、

  • 「下り最大〇〇bps対応」
  • 「光回線だから通信速度は最大1Gbps!」

といったように、「最大」という言葉が必ず使われているはずです。

例えば、光回線は1Gbps(1,000Mbps)の最大速度ですが、厳密には0Mbps ~ 1,000Mbpsという意味です。

もしかしたら、1Mbpsしか出ないといったことも起きるのです。

説明する男性

もちろん、「最大」と書いている限り、速度の保証などは一切ありません。

悩む女性

じゃあどうして実際に出る速度を書かないの?

実は、最大速度という表記がされる理由には主に3つの理由があります。

  1. ネット回線が混雑すると速度が遅くなるため。
  2. Wi-Fiルーターの性能によって速度が遅くなる可能性があるため。
  3. 利用するパソコンやスマホなどの性能によって速度が遅くなる可能性があるため。

上記のような理由によって回線速度は変化するので、確実に出る速度は絶対にわからないのです。

※ 業界用語ではベストエフォート方式と呼ばれており、「最大限の努力はするものの保証はできない」という意味を持ちます。

インターネットの混雑(渋滞)

立ち振る舞う女性

簡単にまとめると、最大速度は実際に出る速度ではないということね。

Aの札を掲げる男性

はい。最大速度は高速なサービスを選ぶときの目安にはなりますが、実際の速度を表したものではありません。

2.実効速度:私たちが実際に使える回線速度

実効速度とは、回線を契約するユーザーが実際に使える回線速度のことを言います。

なお、みなさんが今利用している回線の実効速度は「Fast.com by Netflix」にて確認することができます。

Aの札を掲げる男性

つまり、各回線(サービス)ごとで、どれほどの回線速度が使えるのかは「実効速度」を基準に考える必要があります。

サービス毎に出せる実効速度の目安は15~30%が目安!

実効速度は、最大速度の15~30%と言われています。

※ Wi-Fiで15%ほど。LANケーブルで30%ほど。

つまり、最大速度が1Gbps(1,000Mbps)の光回線で実際に使える速度は

  • Wi-Fiで150Mbps
  • LANケーブルで300Mbps

上記のような速度が一般的です。

悩む女性

結構かわるのね…!

説明する男性

はい。 各サービス毎における実効速度の目安は以下の表を参考にしてみてください。

サービス別 実効速度の目安
【Wi-Fi】
実効速度の目安
【LANケーブル】
光回線 150Mbps 300Mbps
ケーブルテレビ
回線
48Mbps 96Mbps
ホームルーター 83Mbps
ポケットWi-Fi 83Mbps

※ホームルーターとポケットWi-FiはWiMAXというサービスを元にしています。 ※ 確実な数値は公開されていないので、あくまで目安としてご覧ください。

※ 実効速度をできるだけ速くする3つの方法は後述します。

実際に我が家の実効速度を計測してみた。

説明だけでは分かりづらいので、実際に確認していきましょう。

今回は私の家で利用している2つの回線で調査してみました。

  • ケーブルテレビ回線【最大320Mbps】:ジェイコム
  • ポケットWi-Fi【最大558Mbps】:WiMAX

※ なお、光回線の実効速度については詳しいデータがあるので後述していきます。

※ ホームルータもポケットWi-Fiも回線はWiMAXで同じです。

ケーブルテレビ回線の実効速度(最大320Mbps)

J:COMの実効速度(Wi-Fi)

思っていたよりも非常に高速な実効速度が出ました。私の地域でケーブル回線は混雑していないのでしょう。なお、Wi-Fiルーターは高性能なものを利用しています。(18,000円相当)

※ 有線での実効速度は200Mbpsを超えます。

ポケットWi-Fiの実効速度(最大558Mbps)

WiMAXの実効速度(Wi-Fi)

自宅内でポケットWi-Fiを試したところ、思いもよらない実効速度になりました。自宅内でポケットWi-Fiを使う場合は物件の外壁や周囲の環境に影響されることが多いのでちょっとリスクがありますね。もちろん提供エリアは〇判定です。

※ 外で使う分にはいつも20~30Mbpsほど出ています。

光回線における実効速度の平均データはコレ!

最大速度1Gbps(1,000Mbps)の光回線における実効速度の目安は「RBB SPEED TEST」と呼ばれるサイトで確認することができます。

ここでは皆さんでもすぐに分かるようにグラフとデータで平均速度をまとめてみました。

人気サービスの通信速度をグラフで確認
人気光回線の通信速度グラフ(11月25日更新)
人気サービスの通信速度を数値で確認

うまく見れない場合はスライドが可能

サービス名 平均
速度
(Mbps)
11/25 11/19 11/11 11/4 10/28 10/21 10/7 10/2
ぷらら光 208 203 205 209 238 253 229 188 218
So-net光プラス 176 152 149 - - 221 202 234 435
@nifty光 175 150 99 249 155 200 99 76 183
ドコモ光 151 182 149 132 167 133 125 144 121
ビッグローブ光 147 169 - 256 331 278 253 203 227
ソフトバンク光 132 89 137 109 131 116 103 122 97
OCN光 118 78 70 147 97 180 117 78 70

※おおよそ1週間ごとに1つ1つ手作業で入力してデータを取っています → 2018/3より追加更新中

Aの札を掲げる男性

光回線で計測された実効速度の平均は100Mbpsを超えています。

立ち振る舞う女性

最大速度と比べると遅いけど、100Mbpsあればどんな利用用途でも使えて安心ね。

※ 光回線の中でも一番速いとされるサービスは以下の記事で解説しています。

\ 最速の光回線を調査 /

【要確認】回線速度を最大限に引き出す3つの鉄則とは?

これからもインターネットはさらに進化していくので、さらに高い回線速度や安定性が求められるようになるのは間違いありません。

ですので、前提として最大速度が速い光回線(1Gbps)を利用することが最も理想的です。

なお、光回線は自宅まで直接ケーブルが繋がる固定回線ですので、立地状況による速度の減少は受けません。

一方で、ポケットWi-Fiやホームルーターはモバイル回線ですので、電波の受け取り方(立地状況)によって通信品質が落ちるリスクがあります。

つまり、ポケットWi-Fiやホームルーターで回線速度が遅い時は改善が困難になります。

上記を前提に、光回線の最大速度をフル活用する3つの鉄則をお伝えしていきます。

Aの札を掲げる男性

契約前でも、契約後でも、必ず知っておきたい3つの鉄則です。

知らずに光回線を使うと、思っていたよりも速度が遅いと悩まされる可能性があります。

鉄則1.必ず高性能なWi-Fiルーターを用意する。

最大速度が1Gbpsの光回線を利用しているにも関わらず、

  • 「光回線を契約してるのに遅い!」
  • 「Wi-Fiが繋がりにくくなる」

といった声をよく見ますが、実はユーザー自身に原因があります。

なぜなら、できるだけ安く済まそうとして3,000円~5,000円ほどの安いWi-Fiルーターを買う人が多いからです。

結論からお伝えすると、最大1Gbpsの光回線を最大限に発揮するなら1万円付近のWi-Fiルーターを選ぶのが適切です。

Wi-Fiルーターは一度購入すれば3年以上長く使えるものですので、妥協せずに選んでください。

そうすることで、インターネットが混雑しても不快な速度にならなくて済みます。

例として定評のあるメーカー(NEC)のWi-Fiルーターを挙げておきます。

NECのWi-Fiルーター「WG2600HP3」

Wi-Fiを使うなら、2.4GHzでも800Mbpsに対応するものを選べば安定性がある上に高速通信を実現できます。

Aの札を掲げる男性

上記がおすすめですが、同等クラスのものであれば他社有名メーカーでも構いません。

※ 有名Wi-Fiルーター:BUFFALO、NEC、ELECOM、IODATA、TP-Linkの5社

  • 通信品質にこだわるなら対応間取りだけで選ばない。
  • 5GHzが速くても、未対応の機器では使えない&電波が障害物で弱くなりやすい。
  • 2.4GHzでも800Mbpsを目安に選ぶ。
  • 価格は約1万円で足りる。(Amazonの場合)

鉄則2.NTT系の光回線を契約するときはIPv6 IPoEに対応させる。

まず、光回線を提供してくれるサービスは以下の3種類に分類されています。

  1. NTTの光回線で提供
    ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光など数百社存在します。
  2. KDDIの光回線で提供
    auひかり、auひかりちゅら
  3. 各電力会社の光回線で提供
    コミュファ光、eo光、ピカラ光、メガエッグ、BBIQ

このうち、みなさんは全国エリアで提供されるNTTの光回線によって提供されるサービスを使う可能性が高くなるでしょう。

しかし、NTTの光回線は1つだけ問題が発生しています。

それは、従来からあるインターネットの接続方法(IPv4 PPPoE)では網終端装置と呼ばれる場所で混雑が起きやすいというものです。

IPv4 PPPoE(トンネル方式)では網終端装置にて混雑しやすいためインターネットに繋がり難いときがある

ややこしいかもしれませんが、とにかくアクセスが集中する時間帯(21~23時)になると混雑が起こりやすくなると考えてください。

ではどうすればいいのか?

解決策は、利用するWi-FiルーターをIPv6 IPoE対応のものに変えることです。

そうすることで、混雑を回避してインターネットに接続できるようにしてくれます。

IPv6 IPoE(ネイティブ方式)では混雑しやすい網終端装置を回避してインターネットにつながる

Aの札を掲げる男性

これは決して裏技ではありません。

大手サービスが混雑回避のためにオススメしている鉄板の方法です。

なお、新規申し込みの人はキャンペーンページを利用して申し込むだけで、IPv6 IPoE対応ルーターが実質0円で使えて混雑を回避できるようになります。

申し込みの前に下記ページで紹介しているキャンペーンページを確認し、契約特典を逃さずに受け取ることを忘れないでください。

\ 契約前に必ず確認を /
\ もっと詳しい記事 /

鉄則3.家が広い場合は必ず中継器を使う。

お住まいの家が、一戸建てやファミリーマンションの場合は1台のWi-Fiルーターでは間に合わなくなります。

そういったケースでは、たまにWi-Fiマークが減る現象が起こるでしょう。

Wi-Fiマークが減るイラスト

このようにWi-Fiマークが減る現象が一度でも起きているとなれば、電波が不安定な状態になっています。

Wi-Fiの速度が落ちてしまうので、回線速度が足りなくなってしまうこともあります。

そんなときは「中継器」と呼ばれる機器を設置することで解決します。

TPLINKのWi-F中継器の画像

上記のような中継器を設置するだけで、もとからあるWi-Fiルーターの電波を中継して拡大することができるのです。

Wi-Fiの安定度があがるうえに、回線速度も向上する鉄板の方法です。

私の場合ですが、3LDKのマンションで高性能なWi-Fiルーターを使っていても隅の部屋でWi-Fiが不安定になりました。

ですが、中継器を設置することでWi-Fiの安定度が50%から100%になりました。

説明する男性

現在、中継器の設置は劇的にカンタンになっているので誰でも導入することができます。

立ち振る舞う女性

そのままコンセントに挿せるのね!

まとめ

インターネットを快適に楽しむために必要な回線速度は10Mbps~30Mbpsです。

しかし、利用するインターネット契約によっては快適な目安を下回る可能性もあります。

ですので、できるだけ実際に出せる回線速度(実効速度)が速いインターネット回線を契約することが理想的です。

つまり、最大速度が1Gbpsで混雑があっても十分に対応できる「光回線」を強くおすすめします。

また、光回線を契約するときには当ページでご紹介した3つの鉄則も忘れないようにしてください。

  1. 高性能なWi-Fiルーターを使う
  2. NTTの光回線を使うならIPv6 IPoEへ対応させる
  3. 家が広い時は必ず中継器を使う

とくに、1万円前後の高性能なWi-Fiルーターを利用することは大前提です。

ただ、今から新規で契約する人は高性能なWi-Fiルーターも実質0円で利用できるケースが多いです。

契約前には必ずキャンペーンページで契約特典を見逃さずに受け取るようにしましょう。

\ 契約前に損をしないために /

また、どのサービスを契約すればいいのか分からない人は、光回線選びの鉄則を守ってください。

それは、「利用しているスマホの会社に合わせて光回線も契約する」です。

そうすればセット割引で毎月のネット料金が格安になるでしょう。

\ 光回線選びの鉄則 /
セット割で安くて高品質な回線が使える。

なお、格安SIMをお使いの人は高額なセット割引が適用できません。

以下の記事にて自分にとってピッタリの光回線サービスをお探しください。

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