
最寄りのドコモショップやドコモのオンラインショップで気になるタブレットが契約できるのは便利ですよね。
でも、
- 料金プラン(データ利用料金やタブレット本体の料金)がよくわからない。
- ドコモでタブレットを契約すると結局のところ毎月いくらかかるの?
などといった疑問をお持ちの人は多いのではないでしょうか。
当ページではドコモで契約できるタブレットの料金プランについて知りたい!という人のために、ドコモタブレットで毎月かかる料金に関して必要なことをまとめています。
※2021年4月1日「総額表示」の義務付けに伴い、当ページの料金は税込みで記載しています。
ドコモのタブレットは3種類の料金プランから選ぶ。
まず、ドコモのタブレットは以下3種類の料金プランから選んで契約することができます。
- ギガライト
└ 〜7GBのデータ量で使った分に応じて料金が変動する - ギガホ プレミア
└ 〜60GBのデータ量を契約する - データプラス
└ ドコモスマホのデータ量をシェアして利用する

各料金プランで違うところは利用することができるデータ量と毎月の料金です。
料金プラン (データ量) |
毎月の料金 |
---|---|
1.ギガライト (〜7GBで使った分だけ) |
3,465円 〜6,765円 |
2.ギガホ プレミア (〜60GB) |
5,555円 〜7,205円 |
3.データプラス (スマホとシェア) |
1,100円 |

自分が毎月使うデータ量(通信量)を考えて料金プランを選ぶというわけね!

その通りです。それでは以下で3種類の料金プランについて詳しく確認していきましょう!
1.「ギガライト」の内容と料金
「ギガライト」は、~7GBのデータ量が使えて、使ったデータ量に応じて料金が決まるプランです。
料金プラン | データ量 | 毎月の料金 |
---|---|---|
ギガライト | 〜1GB | 3,465円 |
〜3GB | 4,565円 | |
〜5GB | 5,665円 | |
〜7GB | 6,765円 |

もし、1ヶ月の間に2GB使った場合は「〜3GBで4,565円/月」の料金になるということかしら?

その通りです。1ヶ月の間に使用したデータ量に応じて、毎月の料金が変わるしくみです。
例)ギガライトを契約した際の料金変動
1月に利用したデータ量が「4GB」だった場合
=1月の料金:5,665円
2月に利用したデータ量が「6GB」だった場合
=2月の料金:6,765円
上記のように毎月の利用状況に合わせて料金が変動します。

じゃあ使ったデータ量に合わせて3,465円〜6,765円の料金になるということね。

はい。たくさん使ったら高くなり、使わなければ安くなる料金プランです。
2.「ギガホ プレミア」の内容と料金
この料金プランは毎月利用できるデータ量が決まっていて、料金も定額になります。
料金プラン | データ量 | 毎月の料金 |
---|---|---|
ギガホ プレミア (60GB) |
〜3GB | 5,555円/月 |
〜60GB | 7,205円/月 |

ギガホは、毎月大容量のデータを使うという人に選ばれるプランです。
3.「データプラス」の内容と料金
データプラスは、お持ちのdocomoスマホで契約しているデータ量をタブレットでも共有して利用できるようにするプランです。
ただし、共有できるデータ量には制限があります。
例えば、スマホでギガホプレミア(60GB)を契約していて、タブレットにシェアする場合は30GBまでが上限となっています。

60GBが丸々シェアできるというわけではないのね…。
また、スマホのデータ量をシェアする場合、料金は以下の通りとなります。
プラン (データ量) |
料金 |
---|---|
データプラス (スマホとシェア) |
1,100円/月 |
【おさらい】ドコモタブレットの料金プラン
料金プラン (データ量) |
毎月の料金 |
---|---|
1.ギガライト (〜7GBで使った分だけ) |
3,465円 〜6,765円 |
2.ギガホ プレミア (〜60GB) |
5,555円 〜7,205円 |
3.データプラス (スマホとシェア) |
1,100円 |

ふむふむ。ドコモのタブレットは毎月1,100円〜7,205円で使えるようになるのね!

データ量の料金プランに関してはそうなりますが、タブレット本体料金のことも忘れてはいけません。
ドコモタブレットの本体料金はいくら? 無料になる…?
タブレットの本体料金は、選ぶ機種によって以下のように異なります。
機種 | 料金 | 発売日 |
---|---|---|
【最安値】 dtab Compact d-42A |
35,640円 (1,485円/月×24回払い) |
2020年12月18日 |
dtab d-41A | 49,896円 (2,079円/月×24回払い) |
2020年8月28日 |
dtab d-51C | 65,230円 (2,739円+2,717円/月×23回払い) |
2022年11月11日 |
iPad mini 第6世代(64GB) |
116,490円 (4,871円+4,853円/月×23回払い) |
2021年9月24日 |
iPad 第10世代(64GB) |
106,590円 (4,447円+4,441円/月×23回払い) |
2022年10月26日 |
iPad Air 第5世代(64GB) |
130,020円 (5,429円+5,417円/月×23回払い) |
2022年3月18日 |
11インチ iPad Pro 第4世代(128GB) |
166,980円 (6,969円+6,957円/月×23回払い) |
2022年10月26日 |
12.9インチ iPad Pro 第6世代(128GB) |
219,890円 (9,164円+9,162円/月×23回払い) |
2022年10月26日 |
※上記はドコモオンラインショップで契約することができるタブレットの一部を記載しています。(2023/1/6現在)
また、表中では24回払いの料金を記載していますが、ドコモのタブレット本体は、
- 一括払い
- 12回払い
- 24回払い
- 36回払い
上記の支払い方法を選ぶことができます。
なお、本体料金の支払いは分割払いの場合、購入月の翌々月から請求開始となります。

ちなみに、ドコモのタブレットって0円で持てるケースは無いのかしら?

残念ながら、ドコモのタブレットが無料になることはありません。
2019年5月31まで、ドコモではタブレットを契約すると「月々サポート」という割引が適用されて、本体料金を実質0円にすることが可能でした。
しかし、2019年6月1日から新料金プラン(ギガホ/ギガライト)のスタートに伴い「月々サポート」は終了しました。
ですので、ドコモでタブレット本体の料金を無料にすることはできません。
結局、ドコモのタブレット契約でかかる月額料金はいくら?
ドコモのタブレットを契約すると、上記で解説してきた2つの料金が毎月かかります。
- 毎月のデータ利用料金
- タブレットの本体料金
※ 分割払いの場合
ここでは上記2つを合わせた料金のことを「月額料金」と呼び、結局のところ月額料金がいくらになるのかを確認できるようにまとめました。
また、タブレットの本体料金はドコモで契約できるタブレットの中で最安値の「dtab Compact d-42A(24回払い:1,485円/月)」を契約した場合の料金で記載します。

料金プランごとで月額料金を確認できるようにまとめました。
1.「ギガライト(〜7GB)」の月額料金
ギガライト(〜7GB) | ||
---|---|---|
ギガライト | 3,465円/月 〜6,765円/月 |
|
+ | タブレット本体料金 (dtab Compact d-42A) |
1,485円/月 |
= | 合計 | 4,950円/月 〜8,250円/月 |

ギガライトの詳しい料金は以下を参考にしてみてください。
ギガライトのデータ使用量に応じた料金の違い
料金プラン | データ量 | 毎月の料金 |
---|---|---|
ギガライト | 〜1GB | 3,465円 |
〜3GB | 4,565円 | |
〜5GB | 5,665円 | |
〜7GB | 6,765円 |

ギガライトは、どれだけデータ量を利用するかによって料金が変動します。最低でも月額料金は4,950円※はかかると考えておきましょう
※最安値のタブレット「dtab Compact d-42A」を利用した場合。
2.「ギガホ プレミア(60GB)」の月額料金
ギガホ プレミア(60GB) | ||
---|---|---|
ギガホ プレミア | 7,205円/月 | |
+ | タブレット本体料金 (dtab Compact d-42A) |
1,485円/月 |
= | 合計 | 8,690円/月 |
※3GB以上利用した場合を想定しています。(~3GBの場合は5,555円)

「ギガホ プレミア(60GB)」を選ぶと最低でも8,690円の料金がかかるのね。ちょっと高めな気がするわ…。

そうですね。ここでは、最安値のタブレット本体料金で計算しているため、選ぶタブレット本体によってはさらに月額料金が高くなる可能性もあるということは覚えておきましょう。
3.「データプラス(スマホとシェア)」の月額料金
データプラス(スマホとシェア) | ||
---|---|---|
データプラス | 1,100円/月 | |
+ | タブレット本体料金 (dtab Compact d-42A) |
1,485円/月 |
= | 合計 | 2,585円/月 |

データプラスだと、最低でも毎月2,585円でタブレットが持てるのね!

はい。ですが、このプランはスマホのデータ量をタブレットでも共有して利用するため、ドコモスマホで契約している料金プラン(データ量)のことも考えるべきです。

ふむふむ。タブレットを使った分だけ携帯料金が上がってしまうというリスクもあるのね。

はい。ですので、他のプランより安く見えても、実際に携帯代とタブレット代を合わせたら高くなっていた!というケースがほとんどです。

なるほど…。じゃあどうやって料金プランを選べば良いのかしら?
どれがいい?ドコモのタブレットで選ぶべきおすすめ料金プラン
- ギガライト(〜7GB)
- ギガホ プレミア(60GB)
- データプラス(スマホとシェア)

上記の3つの料金プランでdocomoユーザーが選ぶべきプランはどれかをまとめました。
1.「ギガライト(〜7GB)」がおすすめの人
- 毎月自分が使ったデータ量の分だけ支払いたい人
ギガライトは毎月自分が使ったデータ量に見合った料金が請求されるため、他の料金プランと比べて無駄な支払いを減らすことができます。
ですので、
- インターネット利用に、バラつきがある。または把握できない。
- たくさんインターネットを使うときもあれば、全く使わない時もある。
といった人におすすめの料金プランです。
2.「ギガホ プレミア(60GB)」がおすすめの人
- タブレットだけで60GBのデータ量を確保して契約しておきたい人
ドコモのタブレット契約で大容量のデータ量を契約できるのは、ギガホ プレミア(60GB)だけです。
- データ量の制限に気を使いたくない。
- タブレットでインターネットを使ったアプリやゲームを頻繁にする。
- 頻繁にタブレットのインターネットを使って動画・映画をたくさん視聴する。
といった人におすすめの料金プランです。
しかし、タブレットを使う目的がまだ明確に決まっていない人に関してはこのプランはおすすめできません。
なぜなら、タブレットの利用頻度が低い人にとっては毎月高額な料金になってしまうからです。
3.「データプラス(スマホとシェア)」がおすすめの人
- スマホのデータ量が多い人
- タブレットで動画や映画を長時間視聴しない人
- アプリでゲーム(オンライン)を長時間使用しない人
「データプラス」は、スマホで契約しているデータ量が多い人におすすめです。
一方で、動画・映画の視聴や、アプリゲームをオンラインで思う存分楽しみたいという人にはあまりおすすめできません。

なぜなら、タブレットで大容量のデータ量を使ってしまうと通信制限にかかり、スマホの利用にも影響を及ぼす可能性があるからです。
※ 「料金が高い」「データ量に不安がある」と思った人へ
正直にお伝えすると、ドコモなどの大手キャリアでタブレットを契約すると、データ利用料が高くなりがちです。
当ページで料金プランをご覧になられた人であれば分かるかと思いますが、例えば5GBのデータ量を毎月使った場合は5,665円(~5GB)+本体料金が毎月かかってしまうのです。
ですので、「データ量の制限もあるし、毎月の料金もちょっと高いなぁ。」と少しでも思われた人はドコモなどの大手キャリアでタブレット契約するのはあまりおすすめできません。
かといって、他に方法がないわけではありません。
docomoユーザーが少しでも安く、データ量に縛られることなくタブレットを利用するための方法を解説しているので一度確認してみてください。
まとめ
ドコモのタブレット契約には、タブレットの本体料金とデータ量ごとに決まった料金を支払う必要があります。(料金プラン)
しかし、ドコモでタブレットを契約すると、毎月使えるデータ量に制限があるうえ、料金が高い傾向にあります。
また、スマホのデータ量をタブレットでもシェアできる「データプラス」のプランを選ぶとタブレットの月額料金は安くなりますが、その分スマホのデータ量を使い切りやすくなるため注意が必要です。
(スマホが通信制限になりやすくなる可能性があります。)
ですので、少しでも長く・安くタブレットを活用していきたいと考えている人には、ドコモでのタブレット契約はおすすめできないのです…。
タブレット契約を前向きに検討している人は、以下の記事を参考にしてみてください。

毎月データ量がたっぷりと使えて、料金も安く済ませるためのコツや方法をご紹介しています。