光回線の機器
 ONU、モデム、ルーターなどなど……、耳にするだけで「ややこしい!」ですよね。  しかし、嬉しいことに現在はONUだけ理解できていれば自然とモデムやルーターのことが分かってしまう仕組みになっています。  そう、まず結論からお伝えするとモデムは昔に使われていた装置で、今ではほとんど使われていません。  そして、ルーターはONUをサポートするための脇役(サブ)として存在しているため、ONUを押さえておけば難なく理解できてしまうからです。  当ページでは「ONU、モデム、ルーター」のことが以下の順番でスッキリわかるように説明していきます。  ONU(光回線終端装置)とは?  まず、ONUは上記写真のような黒い装置のことを指します。  ONUは光ケーブルを受け取る装置のことで、正式には「光回線終端装置」と言います。  では光ケーブルは何なのかというと、  上記のような形をしており、ケーブルというよりも糸のようなイメージです。ちなみに光回線の工事というと光ケーブルを引き込む工事がメインになります。  そして、わたしたちが高速インターネットを使うために必要な光信号を運んでくる役割をこの細い光ケーブルが果たします。  ですが、光信号が部屋まで届いてもインターネットを使えるようにはなりません。  そこで……  光信号を、私たちが利用できる形(インターネット)に変えてくれるのが「ONU」となります。  簡単にいうと、光ケーブルとONUがあればインターネットを利用することができるのです。  そう、実は混同されがちなモデムやルーターはインターネットを使い始めるうえでは使わなくても済むのです。  その証拠に、「光ケーブルとONUを繋ぐための工事」が光回線のサービスを申し込むと行われます。  ONUだけは、モデムやルーターと混同しないように気をつけましょう!なぜなら、ONUはインターネットを使うための最高レベルの装置だからです!  関連記事  ONUとは違う「モデム」って一体なに?  上記の「モデム」は光回線のインターネットが普及する前によく使われていた言葉です。  実は昔、光ケーブルを利用したインターネットが普及していなかったため、電話線を活用してインターネットを利用する方法がメインに使われていました。  しかし、電話線を活用してインターネットを利用するには、運ばれてくるアナログ信号を私たちがインターネットを使える形に変える必要があったのです。  そのときに「モデム」が必要とされていたということになります。(※現在でも一部の集合住宅ではVDSLモデムが利用されることもあります。)  つまり、  「モデム」がアナログ信号を、わたしたちが利用できる形(インターネット)に変えてくれる役割をしていたのです。  同じような話をONUの説明で聞いた気がするわ…。  そうなんです!実は昔の「電話線とモデム」は今でいう「光ケーブルとONU」と同じ立ち位置にあったのです。  ONUとモデムが混同されている理由は、過去にモデムを使ってインターネットを利用していた人たちが間違ってONUの事をモデムと呼んでいるからと言えます。  現在ではモデムを使うことはほとんどありません。なぜなら光回線のみを使った高速インターネットが主流となっているからです。  そういうわけで一般的には「ONU」だけを正確に押さえておけば解決だと言えるでしょう。  次に「ルーター」について解説していきます。  「ルーター」はONUにない機能をサポートする機器のこと  ルーターは主に無線(WiFi)でインターネットを利用することができるようにするための機器で、「無線LANルーター」や「WiFi(ワイファイ)ルーター」と呼ばれます。  ※当ページでは統一して「WiFiルーター」と呼んでいきます。  また、WiFiを飛ばさずに有線のみで使用するルーターは単に「ルーター」と呼ばれます。  そして、さきほど「ONUだけでもインターネットは使える」とお伝えしましたが、それではWiFiを利用することができません。  なぜなら、ONUにはWiFiを飛ばす機能がないからです。  もしONUだけしかない場合は、1本の有線(LANケーブル)によるインターネット利用しかできないので「不便」になってしまうことがあると考えて頂ければわかりやすいと思います。  つまり、スマホやタブレット、ノートパソコンでインターネットを利用したい場合には一般的に有線ではなく、無線(WiFi)でインターネットを使うケースがほとんどです。(とくにスマホにLANケーブルを直接つなげようとするのは論外です)  ですので、WiFiルーターは、ONUにはない無線を飛ばす機能( WiFi)を使えるようにするために必要になるのです。  WiFiルーターは自分で準備しなければいけないのかしら?  はい、WiFi(ワイファイ)ルーターは基本的に自分で準備する必要があり、家電量販店などで販売されています。  インターネット契約を検討中の人へ嬉しいお知らせ  au, docomo, SoftBankユーザーは各社の提供するインターネット(auひかり、ドコモ光、ソフトバンク光)を申し込むことで劇的に毎月の料金負担を軽くすることができます。  そして、セット割引を利用して申し込んだ人に関しては自分でWiFiルーターを用意する必要はありません。  というのも、携帯会社(KDDI、SoftBank、NTTdocomo)が元からWiFi機能搭載の機器を貸し出してくれる体制を整えているからです。  詳しくは、以下のページにて解説していますので確認してみてください。  ポイント:WiFiルーターはONUの設置工事が終わってから必要になる。  まずWiFiルーターが必要になるのは光回線の工事が終わって、ONUが設置されてからとなります。  ※もちろん工事業者の方がONU設置までをしてくれます。  WiFiルーターを繋いで使い始めることができるのは、ONUが設置されてインターネットが開通した状態になってからです!  ちなみに上図のようにWiFiルーターはONUに繋げて使います。  「ONU設置 ⇒ WiFiルーター設置」という流れを頭に入れておきましょう。  両者の関係を簡単に言うと、「親:ONU(光回線終端装置)」「子:WiFiルーター」となります。  WiFiルーターはあくまでも「ONUのサポート役」だと覚えておけば、見た目が似ていても混同しなくなるでしょう。  ▼ WiFiルーターにはこんな機能も  ONUには有線(LANケーブル)の差込口が1つしかありません。  ですので有線でインターネットを利用したい人は、ONUだけだと1つのパソコンにしかインターネットを接続することができません。  その一方でWiFiルーターを使えば差込口(LANポートと呼ばれる)が増えます。  WiFiルーターはWiFi機能だけでなく、複数のパソコンでインターネットを繋ぐことができるようにする機能も持っているのです。(ルーターの中にハブと呼ばれるものが搭載されているためです。)  関連記事  実は、ONUとWiFiルーターが合体したような「ホームゲートウェイ」もよく使われる  ONUとルーターが合体したような「ホームゲートウェイ」という装置もあります。  関連記事  詳しくは上記の記事にて解説していますが、  複数のLANケーブルを接続することができる。  WiFi(無線インターネット)が飛ばせるようになる機能もついている。  ひかり電話を利用することができる。  といった感じに、ONUにプラスで機能が追加された装置だと考えてください。  例えばどういった状況でホームゲートウェイが設置されるの?  主に光電話という固定電話用のオプションを契約しているケースで設置されます。  インターネット契約を検討中の人へ嬉しいお知らせ  さきほどもお伝えした通り、現在のインターネット契約の主流として「セット割引」を活用する方法があります。  この方法では基本的に自分でWiFiルーターを用意する必要はありません。  詳細は以下の記事で確認してみてください。  画像で分かる|光回線サービスで使うONUは主にこの2つ!  大手光回線は主に2つあり、どちらも違うONUを提供しています。サービスごとに、どのONUになるか確認しておきましょう。  ONUは主に2種類だけ!  ONUには主に以下の2種類があります。  NTT系の光回線サービスで設置されるONU  auひかりで設置されるONU  NTT系の光回線サービスで設置されるONUはコレ  まず、(光コラボレーションと呼ばれる)NTT系の光回線サービスは以下のサービスのことを言います。  ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、@TCOMヒカリ、So-net光、@nifty光、DTI光、enひかり、楽天ひかり、AsahiNet光、IIJmioひかりなど  これらのサービスを申し込んだ場合は、画像にある「NTT系光回線のONU」が工事で設置されます。  ※「ネット + 電話」で契約した場合はホームゲートウェイの設置となります。  auひかりで設置されるONU  auひかりを申し込んだ場合、「auひかりのONU」が工事で設置されます。  ⇒「ネット + 電話」で契約した場合はホームゲートウェイの設置となります。  ※地方限定の光回線サービスについては割愛させて頂き、別途ページを設けて説明していく予定です。  どちらもONU(光回線終端装置)ですので、役割も全く同じです。  ONUやルーターを使う上で実際にかかる料金  ONUやWiFiルーターの料金を以下にまとめておきましたので、参考にしてみてください。  auひかりの場合  ONUの料金  auひかりを契約して工事が行われると、ONUも設置されます。  レンタル料金などはなく、無料で利用することが可能です。  WiFiルーターのレンタル料金について  WiFiルーターのレンタルは毎月550円で行うことが可能です。  レンタルすればWiFiルーターを買う必要がなくなり手間はなくなりますが、自分で購入した方が安く利用できるということも頭に入れておきましょう。  auユーザーは心配無用。WiFi機能が無料で使える!  auユーザーの人は「auスマートバリュー」というネットとスマホのセット割引を組むことが一般的になるかと思います。  その場合は、WiFiルーターを買う必要はありません。  なぜなら、ONUとWiFiルーターの機能を持ち合わせたホームゲートウェイを無料で利用することができるからです。  auスマホとauひかりをセットで利用する人にとっては嬉しいポイントね!  ソフトバンク光の場合  ONUの料金  ソフトバンク光の工事が終わるとONUが設置されますが、別途の料金はかかりません。  WiFiルーターのレンタル料金について  ソフトバンク光ではWiFi機能を持った「光BBユニット」という機器を513円でレンタルすることが可能です。  しかし、WiFi機能を利用するためには追加で「WiFiマルチパック」というオプションに申し込む必要があります。  ※「WiFiマルチパック」は毎月1,089円もするので、WiFi機能を使うだけで合計1,602円もかかってしまいます…。  ソフトバンクユーザーは心配無用。WiFi機能が実質無料で使える!  ソフトバンクユーザーの人がソフトバンク光を申し込む場合には「おうち割光セット」というスマホとネットのセット割引を活用されることが一般的です。  「おうち割光セット」を適用するためには加入必須オプションがあるのですが、その中に「光BBユニット」「WiFiマルチパック」というオプションが入っています。  これはWiFiルーターと同じ機能が使えるようになるオプションなので嬉しいポイントです。  ですので、ソフトバンクユーザーは実質的に無料でWiFi機能を利用することができることになります。  光BBユニットはソフトバンクユーザーにとって嬉しい特典です。  ドコモ光の場合  ONUの料金  ドコモ光の回線工事をする際にONUを一緒に設置してくれます。  別途必要な料金は特にありません。  WiFiルーターのレンタル料金について  ドコモ光は、利用するプロバイダによってWiFiルーターレンタルの有無が異なります。  docomoユーザーなら心配無用。WiFiルーターが0円で使える!  ドコモ光をキャンペーンページで申し込むと円相当のWiFiルーターを0円で使えるようになります。  もしドコモ光を申し込むなら、損をしないためにもキャンペーンページを活用するようにしましょう。
光回線のホームゲートウェイとは?主な機能やONUとの違いって?
 ホームゲートウェイ、ONU、ルーターなどは形が似ていますが役割が違うのでややこしいですよね!  当ページではそんな中でも「ホームゲートウェイとは何なのか?」が分かるように解説していきます。  また、ONUとの違いや、どんな人がホームゲートウェイを使うことになるのか?使うべきなのか?もすぐに分かります。  当ページでは日本で最も多く利用されているNTT系の光回線サービスで使われるホームゲートウェイ、ONUについて解説していきます。  また、細かい疑問点は、当ページ最下部の【よくある質問と回答集】にて確認できます。  ホームゲートウェイとは? 主な機能も解説。  ホームゲートウェイとは一般的に、光電話(固定電話&FAX)を使えるようにするための機器です。  じゃあ光回線の契約で「光電話を利用する人は必ずホームゲートウェイを使う」ということかしら?  その通りです。しかし、ホームゲートウェイには他の機能も付いているのでそれら機能を使うためにレンタルする人もいます。  ホームゲートウェイが持つ機能は主に2つある。  ホームゲートウェイは、主にひかり電話を使えるようにするための機能がメインですが、他にも役立つ機能が主に2つあります。  それは、  複数のパソコンにインターネット繋げるためのルーター機能  無線インターネット(WiFi)を飛ばすためのWiFi機能  となります。  1.ルーター機能  ホームゲートウェイには4つのLAN差込口(LANポート)が搭載されています。  そのため、LANケーブルを合計で4本繋げることができ、4つの機器でインターネットを使えるようにすることができます。  2.WiFi機能  ホームゲートウェイにはLANカードという無線インターネット(WiFi)を飛ばすためのカード(無線LANカード)を差し込むことができるようになっています。  別途申し込みが必要となりますが、ホームゲートウェイを使って無線インターネット(WiFi)を飛ばすこともできるのです。  つまり、ホームゲートウェイは「WiFiルーター」と同等の役割も果たしてくれるのです。  なるほど。ホームゲートウェイを活用すればWiFiルーターを購入する必要がなくなるのね!  ホームゲートウェイは光回線の工事で設置してもらえる? ONUとの違いも解説。  光回線サービスを契約すると、開通工事が行われて光インターネットが開通します。  そして、その際にホームゲートウェイが設置される人、されない人が決まっています。  具体的に言うと、  「インターネットのみ」を契約した人はONUが設置される。  「インターネット + ひかり電話」を契約した人はホームゲートウェイが設置される。  となります。  ここではホームゲートウェイとONUの違いも踏まえながら解説していきます。  「インターネットのみを契約」した人は開通工事でONUが設置される  基本的に、光回線サービスでインターネットだけを使いたい!と思って申し込んだ人はONUという機器が設置されます(ネットのみの契約)。  ちなみに、ONU(光回線終端装置)とは、光ケーブルが送ってくれる光信号をわたしたちが利用できる形(インターネット)に変えてくれる装置のことです。  ※光ケーブルは工事担当者が電柱(またはMDF室)からわたしたちの部屋まで引き込んでくれます。  じゃあ、光インターネットを使うためにはONUが必須の装置だということね!  その通りです!  ONUについて詳しく知りたい人へ  ONUについては光回線のONUってなに?モデムやWiFiルーターとは何が違う?にて詳しく解説しています。  ONUの詳細が知りたい人は確認しておきましょう。  「インターネット + ひかり電話」を契約した人は開通工事でホームゲートウェイが設置される  光回線サービスの申し込み時に、インターネットだけでなく、ひかり電話を契約した人はホームゲートウェイが設置されます。  なぜなら、ONUではなくホームゲートウェイでなければひかり電話が使えないからです。  でも、光ケーブルが送ってくれる信号をわたしたちが利用できる形にしてくれるのはONUなのよね?  その通りです。しかし安心してください。このケースで設置されるホームゲートウェイは、ONUの機能も内蔵された「ONU一体型ホームゲートウェイ」だからです。  ONUとホームゲートウェイの違い  機器の名称機能ONU・光ケーブルが送ってくれる信号をわたしたちが利用できる形(インターネット)にしてくれる。・ひかり電話は使えない。・LAN差込口(LANポート)は1つだけ。・WiFiルーターを繋いでWiFiを飛ばす。(LANカードの差込口は無い)ONU一体型ホームゲートウェイ・光ケーブルが送ってくれる信号をわたしたちが利用できる形(インターネット)にしてくれる。・ひかり電話が使える。(電話機と繋ぐための差込口がある)・LAN差込口(LANポート)が4つある。・LANカード差込口にLANカードを挿すだけでWiFiを飛ばせる。(WiFiルーターも繋げる。)  ※ホームゲートウェイは大きく分けて2種類ある  実はホームゲートウェイは大きく分けて以下の2種類があります。  ONU一体型ホームゲートウェイ  ホームゲートウェイ(ONUなし)  光回線サービスを申し込むとき、「ネット + ひかり電話」の契約をした人にはONU一体型のホームゲートウェイが送られます。  そして、すでにONUを持っている人がホームゲートウェイをレンタル申し込みするとONUなしのホームゲートウェイが送られてくる傾向があります。  また、ONUなしのホームゲートウェイはONUのLANポートに繋げて使います。  つまり、ひかり電話を利用する人には(ONU一体型)ホームゲートウェイが設置されて、インターネットのみの人にはONUが設置されるのです。  なるほど。ONUはインターネットを使うために特化されているから無駄な機能がないシンプルな形だと言えそうね。  その通りです!ONUのLAN差込口は1つだけですが、基本的にWiFiルーターを接続するために使います。  ※WiFiルーター: 無線インターネット(WiFi)を飛ばすことができる機器のこと。また、複数のLANポートも搭載されているので有線LAN接続も可能。  一方で、ホームゲートウェイはONUが持つ機能はもちろん、光電話(固定電話・FAX)を使うための機能やWiFi機能が備わっています。  ちなみに、ONUよりも1.5倍ぐらいのサイズになるので少し場所を取ります。  ホームゲートウェイで無線LANカードを使いたい人は別途申し込みで可能に。  もし、インターネットのみを申し込んでONUが届き、「ホームゲートウェイが使いたい!」となった場合、別途申し込みをすれば送ってもらうことができます。  しかし、ホームゲートウェイでWiFiを使うのであれば、以下2つを有料レンタルしなければなりません。  ホームゲートウェイ(495円/月※)  無線LANカード(110-330円/月※)  一方で、インターネットと光電話を申し込んでホームゲートウェイが設置されているなら、「無線LANカード(110-330円/月※)」の料金だけでホームゲートウェイにてWiFiが使えるようになるのが一般的です。  ※検討している人は料金に注意  ホームゲートウェイ・無線LANカードのレンタル料金はお申込みサービスや西・東日本によってバラつきがあります。  当ページでは書ききれないため詳細は割愛させていただきますが、「サービス名 + 無線LANカード」と検索して確認するようにしましょう。  例:「ドコモ光 無線LANカード」「ソフトバンク光 無線LANカード」  また、状況によってはホームゲートウェイの有無にかかわらずレンタル料金がかかります  ホームゲートウェイの活用をあまりおすすめできない理由  ここまでホームゲートウェイについて話してきましたが、  ONUが届く人はONUを使うべき。  ホームゲートウェイが届く人はホームゲートウェイを使うべき。  というのが正しいです。  ホームゲートウェイは必要に応じて届くものですので、無理にレンタルする必要はありません。  工事担当者が設置してくれる機器を使いましょう!  また、WiFi機能に関してですが、正直なところホームゲートウェイの無線LANカードを利用するのはあまりおすすめできません。  なぜなら、オプションサービスをつけてレンタルするよりも、WiFiルーターを購入した方が手っ取り早い上にお得だからです。  ちなみに光回線サービスをまだ契約していない人は申し込み特典のキャッシュバックを活用することでWiFiルーターを実質無料で手に入れることができます。  関連記事  また、docomo、au、SoftBankユーザーであればWiFi機能のついた機器を実質0円でレンタルすることができます。  docomo, au, SoftBankユーザーの方へ。  実は、大手携帯会社ではそれぞれ自社ユーザーに向けた光回線サービスが独自に運営されています。  携帯会社光回線サービスdocomoドコモ光auauひかりSoftBankソフトバンク光  携帯会社に合わせて光回線サービスを選ぶだけで、「セット割引」が使えるので他社より料金が安くなるのはもちろんですが、  さらに、WiFi機能の付いた機器も実質0円で貸し出してくれることになっています。  また、現在主流になってきている「IPv6 IPoE」と呼ばれる次世代インターネット接続方式が実質無料で簡単に利用できるようにしてくれるので、Webページの読み込み速度の遅延解消につながります。  詳しくは以下にて解説していますが、まだ知らない人は必ず確認しておきましょう。  携帯会社に合わせて光回線サービスを申し込むと、安さはもちろん、ややこしいWiFi周りの機器などは全て最適な形で提供してくれる時代になっています!  関連記事  【よくある質問と回答集】ホームゲートウェイに関する疑問がサクッと解決  最後にホームゲートウェイに関するよくある疑問を解決しておきます!  Q. ホームゲートウェイにWiFiルーターを接続して使うことはできますか?  可能です。  また、接続図は以下のようになります。  光コンセント ⇒ ホームゲートウェイ ⇒ LANケーブル ⇒ WiFiルーター(正式名:無線LANルーター)  Q. ホームゲートウェイのWiFiが弱いのですが、対策方法はありますか?  そんなときは、  無線LAN中継器  WiFiルーター  のいずれかを利用することで解決できます。  ホームゲートウェイでレンタルできる無線LANカードを使っていると、どうしても目当ての部屋までうまく電波が届かないことがありますよね。  出典元:BUFFALO|無線LAN中継器  もし、無線LANカードを継続利用したいのなら、上記のように無線LAN中継器を使って電波が届くエリアを拡大しましょう。  一方で、そこまで家が広いわけでもないし無線LAN中継器は…と感じるなら、WiFiルーターを購入しましょう。  WiFiルーターは製品によって対応する間取りが異なる(電波の強度が違う)ため、必ずお住まいの間取りにあったものを購入するようにしましょう。  また、WiFiルーターはホームゲートウェイに接続することで使えます。  (例:ホームゲートウェイ ⇒...
光コンセントとは?種類や設置場所・ある場合の使い方、メリットや注意点も解説
 「光コンセント」という言葉はあまり見慣れないですよね!  光コンセントとは、光回線のインターネットを利用するために必要なコンセントです。  もし、光コンセントが部屋に設置されていれば、工事無しで光回線が使える可能性がグンと上がります。  当ページでは、  光コンセントってなに?  設置場所や見た目は?  ある場合のメリットは?  光コンセントが利用できないサービスは?  インターネットを利用し始める方法  など、光コンセントについて知っておくべき全知識をわかりやすく解説していきます。  光コンセントとは?≪実際の画像と見分け方≫  光コンセントとは「光回線のインターネット」を利用するために必要なコンセントです。  一般的には、光回線サービスを契約したあとに工事業者が設置してくれます。  もし、すでに光コンセントが設置されているのであれば光回線の設備がすでに工事済みということになります。  光コンセントの種類と見た目(実際の画像)  光コンセントには、以下2つのタイプがあります。  壁に直接設置されているタイプ(一体型タイプ)  壁からケーブルで繋がれているタイプ(分離型タイプ)  1.壁に直接設置されているタイプ(一体型タイプ)  出典元:寺田電機製作所|光アウトレット  上記画像のように情報コンセント(テレビ線や電話線、LANケーブルを繋ぐところ)と一緒になっているタイプが一般的です。  また、光コンセント単体で壁に直接設置されているタイプもあります。  参照元:Panasonic|埋込光コンセント  なお、「壁に直接設置されているタイプ」は光コンセントの設置工事の際に電話線の配管から光ケーブルの引き込みを行っているケースが多いです。  2.壁からケーブルで繋がれているタイプ(分離型タイプ)  一方で、光コンセントが壁からケーブルで繋がれている分離型タイプもあります。  なお、どちらのタイプであっても機能や使い道は全く変わらないので気にする必要はありません。  光コンセントが設置されている場所と見分け方  次に、光コンセントの「設置場所と見分け方」を見ていきましょう。  1.コンセントと一緒になって設置されているケースが多い!  上記画像のように、光コンセントは情報コンセントと一緒になっていることが多いです。  まずは家中にあるコンセントを確認してみましょう。  2.エアコン付近に設置されている場合もある!  コンセント付近を捜しても光コンセントが見当たらない場合は、エアコン付近に設置されていないか確認してみてください。  エアコン付近に設置された光コンセントは意外と見落としがちです。  光コンセントあったわ.でもよりによって一番キライなエアコンダクト... pic.twitter.com/RTyCXJ9Ga9— おさしみ (@sashimi_cake) March 4, 2021  エアコン付近にある理由は、エアコンのダクト(管)から光回線が引き込まれて、光コンセントを設置する場合もあるからです。  3.天井裏に設置されている場合も…!  コンセントやエアコン付近にない場合は、浴室などの点検口(天井裏)に設置されている場合もあります。  光コンセント見つかりましたが、風呂の天井上って難易度高すぎませんか?ダンジョンの謎解きかい。 pic.twitter.com/3MRPrAajrp— ゆゆゆ@10m (@yukary45) April 2, 2021  引っ越しに伴って光回線も移動なんだけど、このマンションに来てビックリしたのは、ユニットバスの天井裏に光コンセントがあったこと。自分では見つけられず技術者さん呼ぶ羽目になった。こんな湯気が溜まりそうな所に配線や電子機器😳😱良くある事らしい。 pic.twitter.com/bSxXJDnZbA— Bijou TheCat (@BijouTheCat2) October 8, 2020  建物によっては、ケーブルなどの配管や光コンセントが天井裏に設置されている場合もあります。  ※ややこしい差込口と光コンセントの見分け方  最終確認として、以下の文字が入っていることを確かめてみてください。  光コンセントであれば基本的に、  「光」  「光コンセントSC」 └ SCとは光ファイバーのコネクタ形状の規格です。  「SC挿入口」  という文字が差込口の近くに書いているためすぐに見分けることが可能です。  注意点  コンセントを探していると「LAN」「CAT〇〇」「TEL」と書いている差込口を見かけることもあるかと思いますが、これらは光コンセントではありません。  光コンセントには必ず「光」と書かれていますので、注意して確認しましょう!  光コンセントがある場合は?メリットや注意点も解説。  光コンセントがある場合は、「即日&無料インターネットが使える!」と思うかもしれませんが、そうではありません。  光回線のインターネットを利用するにはサービス※の契約が必要になります。  ※光回線サービスの例  ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり、ビッグローブ光、GMOとくとくBB光、@nifty光、So-net光など  光コンセントがあるということは、基本的に光回線が部屋まで来ていると考えてよいでしょう。  しかし、サービスを契約した後に送られてくる ONUと呼ばれる装置を光コンセントに接続する必要があります。  そして、その後に、サービス側がインターネットに接続できるようにしてくれます。  つまり、部屋に光コンセントがあってもサービスの契約は必須なのです。  ※サービスの選び方については後述しています。  じゃあ、光コンセントがある場合に得られるメリットって?  光コンセントがある場合に得られるメリットは、「工事担当者による工事が必要なくなること」です。  既に設置されている光コンセントを活用するので、工事担当者が派遣されない「無派遣工事」になります。  無派遣工事派遣工事(通常の工事)工事なしあり工事担当者の訪問なしあり料金3,300円22,000円~28,600円開通までの期間約1週間~10日約1ヶ月  光コンセントがあって無派遣工事になると、通常よりも早くお得にインターネットが使えるようになるのです。  ※無派遣工事の具体的な流れは以下のページで解説しています。  関連記事  光コンセントがある場合のメリット  光回線の引き込み工事が不要。  工事に立ち会う必要がなくなる。  本来かかる22,000円~28,600円の工事費がたったの3,300円になる。(NTT系の光回線のみ)  インターネットを使い始めるまでにかかる期間が短くなる。  ※光コンセントに「NTT」という記載がある場合のみに限ります。  光コンセントが部屋にある場合はお得なメリットが多くあるため本当にラッキーだと言えます。  しかし、メリットを受けるためには1つだけ注意点があります。  【注意】光コンセントのメリットが受けられるのはNTT系の光回線サービスのみ!  例えば、以下のようなNTT系のサービスを利用する場合は、工事不要・工事費3,300円といったメリットを受けることができます。  サービス名提供エリア光回線の種類ドコモ光47都道府県NTT系列の光回線ソフトバンク光ビッグローブ光@TCOMヒカリ@nifty光GMOとくとくBB光エキサイトMEC光enひかりフレッツ光…etc  なお、NTT系のサービスを利用する場合は、「NTT」の記載がある光コンセントを使います。  そして、この光コンセントを利用する場合に限って、以下のメリットを受けることができるのです。  光回線の引き込み工事が不要。  工事に立ち会う必要がなくなる。  本来かかる22,000円~28,600円の工事費がたったの3,300円になる。  インターネットを使い始めるまでにかかる期間が短くなる。  一方で、auひかり、NURO光、電力回線を選んだ場合は、たとえ光コンセントがあったとしても利用することができません。  サービス名提供エリア光回線の種類auひかり全国(ホームタイプは地域限定)KDDINURO光地域限定ソニーコミュファ光中部中部電力eo光近畿関西電力ピカラ光四国四国電力メガエッグ中国中国電力BBIQ九州九州電力  上記のようなサービスを選ぶと、必ず工事担当者による工事(派遣工事)が行われます。  NTT系以外のサービスは光コンセントを活用することはできないと覚えておきましょう。  ※光コンセントに「KDDI」と書かれている場合  光コンセントに「KDDI」という記載がある場合があります。  この場合、「工事なしでauひかりが使える!」と思うかもしれませんが、auひかりの利用は工事が必須です。  ※これはauひかり側で決められています。  光コンセントの使い方は?インターネットを利用し始める方法・流れ  光コンセントがある人向けに、インターネット開通までの流れを一通りまとめておきました。  光回線サービスを申し込む  無派遣工事の連絡が届く  機器が郵送で届く  機器を接続する  インターネット開通!  手順1.光回線サービスを申し込む  光コンセントを使うには、まずは光回線サービスを申し込む必要があります。  ※光コンセントがあっても、ケーブルを挿すだけではインターネットは使えません。  なお、サービスを選ぶ際は光コンセントのメリットを受けることができるNTT系の光回線サービスから選ぶようにしましょう。  NTT系光回線サービスセット割契約特典ドコモ光最大-円/月(docomoユーザ対象)ソフトバンク光最大-円/月(SoftBankユーザ対象)@TCOMヒカリ最大-円/月(au、UQユーザー対象)GMOとくとくBB光セット割なし※セット割が無くても安い  ご利用中のスマホに合わせたサービス選びができると、セット割引が適用できるためお得です。  関連記事  また、引越しなどで短期間のうちに解約する可能性がある人は契約期間に縛りがないサービスを選んでおくのが安心です。  なぜなら、縛りなしのサービスはいつ解約しても違約金が0円なので、解約時に高額な費用を負担するリスクがないからです。  関連記事  手順2.無派遣工事の連絡が届く  申し込み後、無派遣工事であることが確定したらメールもしくは書類にて以下のような連絡がきます。  当日の工事への立ち会いは不要です  工事担当者は伺いません。…etc  参考元:無派遣工事を全て解説!  なお、メール(書類)の中にインターネットの開通日が記載されているので忘れずに確認するようにしてください。  手順3.機器が郵送で届く  インターネットの開通日までに ONUやケーブルなどの接続機器が郵送で届きます。  届いた機器は開通日に使うので大切に保管しておくようにしましょう。  ※開通日前に接続設定を済ませても、開通日まではインターネットを利用することはできません。  手順4.機器を接続する  申し込みからおおよそ1週間~10日ほど経つとインターネットの開通日になります。  開通日当日は、事前に届いていたONUやケーブルなどを自分で接続し、インターネットが利用できるよう設定する必要があります。  詳しい、接続設定の方法は以下の記事にて画像付きで解説していますので参考にしてみてください。  関連記事  ※ 留意点  光コンセントがある場合でも工事が必要になることがあります。  例えば、光コンセントのカバーだけが残っていて中身が撤去されていたり、光ケーブルが内部で断線していたり…理由は様々です。  申し込んだ後でも工事日前であればキャンセルは可能ですが、例外のケースにご注意ください。  光コンセントがない場合はどうなる?必要な工事と開通までの流れ  光回線サービスを利用する場合は、通常通り工事が必要になります。  工事の大まかな流れは以下の通りです。  光回線サービスを申し込む  電柱もしくは、共有部分(...
光電話でFAXを使い始めるための全手順|失敗しないFAXの選び方も
 光電話でFAXを使うにはどうしたらいいの?  光電話でFAXを利用するまでの流れが知りたい!  光電話で使えるFAXって何を選べばいいの?  当記事は、上記のように光電話でFAXを利用したい!という人の疑問や不安を解決するために作成しました。  読み終わる頃には光電話でFAXを利用する際の疑問がなくなり、安心してFAXが使えるようになります!  光電話でFAXを使い始めるまでの全手順  光電話でFAXを使うには、以下の4つのステップを順々に進めます。  光回線サービスを契約する  光電話のオプションを付ける  光電話に対応したFAXを購入する  FAXを接続する  手順1:光回線サービスを契約する  まずは、光回線サービスを契約しましょう。  光電話もFAXも、まずは光回線の契約がなければ利用できませんので前提条件だと言えます。  FAXが使えるまでの全体像  前提となる契約前提となるオプション使えるようになる機能光回線┗光電話┗電話機能┗FAX機能  ※詳しくは順番にご説明しますが、光回線の契約 ⇒ 光電話のオプションに加入 ⇒ FAXが使えるという流れになります。  光回線サービスの契約に関しては以下の記事を参考にして頂ければ間違いないでしょう。  関連記事  手順2:光電話のオプションを付ける  光回線サービスを契約したら、FAXを利用するために「光電話」のオプションに加入しましょう。  【参考】光回線サービスごとの光電話のオプション名  光回線サービス光電話オプション名auひかり電話サービスソフトバンク光光電話(N)ドコモ光ドコモ光電話So-net光プラスSo-net光電話ビッグローブ光ビッグローブ光電話@nifty光@nifty光電話DTI光DTIひかり電話enひかりenひかり電話NURO光NURO光でんわ@TCOMヒカリヒカリ電話  契約している光回線サービスが提供する「光電話のオプション」に加入することによって、FAXの利用が可能になるのです。  必ず知っておきたい追加オプション2つ  光電話のオプションに加入してもFAXの利用で困ってしまうことがあります。  例えば、  「電話が使用中のときでもFAXを使えるようにしたい」  「電話番号とは別の番号でFAXを受信・送信したい」  といった場合です。  このようなケースでは、以下の追加オプション2種類によって解決が可能となります。  付加サービス名おおよその料金内容① 複数チャネル220円/月電話とFAXが同時に使える② 追加番号110円/月電話とFAXで別々の番号を持てる  ① 複数チャネルとは?  通常、光電話のオプションを契約するだけでは、  電話を利用している最中はFAXの受信、送信ができない  FAXを利用している最中は電話の受信、発信ができない  といったように、電話とFAXの同時利用ができません。  私が電話をしているときに、家族がFAXを送ることはできないということね…  そんなときに役立つのが『複数チャネル(ダブルチャネル)』という追加オプションです。  この『複数チャネル』を追加することで電話とFAXを同時に利用することができるようになります。  これで電話中でもFAXが送れるようになるのね!  FAXを仕事で利用する人にとって「複数チャネル」は必須となるオプションでしょう。  ② 追加番号とは?  通常、光電話のオプションに加入すると、取得できる番号は1つだけになります。  つまり、電話番号もFAXの番号も同じ1つの番号で利用しなければならないのです。  ですが、中には「電話とFAXは別々の番号で持つ必要がある!」という人もいらっしゃるかと思います。  そんなときに役立つのが『追加番号』のオプションとなります。  この追加番号のオプションを契約することで複数の番号を所有することができるようになるのです。  しかし、ここで知っておくべき注意点があります!  実は… 「追加番号を取得して、電話とFAXを別々の番号で利用できる!」となったとしても、複数チャネルのオプションを追加していなければ、2つの番号を同時に利用することができないのです。  番号を2つ持っているだけでは、同時に使うことはできないの…?  はい。電話用とFAX用に2つの番号を取得し、電話とFAXを同時に利用するためには「追加番号」と「複数チャネル」の2つの追加オプションをセットで付ける必要があるのです!  また冒頭の表中でも記載した通り、これらのオプションは以下の料金で追加することができます。  複数チャネル:月額220円  追加番号(1つ追加ごとに):月額110円  ※ 上記の追加オプションは光電話でFAXを使い始めた後からでも追加することができます。  オプションの存在を覚えておいて、「もし必要そうであれば追加してみる」といった形でも良いでしょう。  複数チャネルと追加番号の両方を追加したとしても月額330円だけなら、もしもの為にも加入しておくべきかもしれないわね。  特にFAXをビジネスで利用する人なら複数チャネルだけは追加して、電話もFAXも同時間帯に利用できる形にはしておきたいところです。  手順3:光電話に対応したFAXを購入する  「光回線の契約 ⇒ 光電話のオプションに加入」をしても、光電話に対応したFAXが無ければもちろんFAXの利用はできません。  光回線(光電話)が開通するまでに、光電話に対応したFAXを準備しておきましょう。  もちろんFAXをお持ちの方は「光電話に対応している種類(規格)」であれば新たに準備をする必要はありません。  ※光電話に対応している規格や、有名かつメジャーなFAXに関しては後述します。  先にFAXの準備をしておけば、光回線が開通したらすぐにFAXを使い始めることができるわね。  手順4:FAXを接続する  光回線(光電話)が開通し、FAXの準備ができたら、いよいよホームゲートウェイとFAXを接続します。  FAXにある【電話コードの差込口】とホームゲートウェイの【電話コードの差込口】同士を電話コードで繋げば接続完了です。  上記はNTT系光回線を利用している場合のホームゲートウェイとなります。(光回線の工事が終わるとともに設置される機器のこと。)  その一方で、auひかり、NURO光、地域限定の光回線サービスなどをご利用される場合は上記の画像とは異なるホームゲートウェイとなりますので気を付けてください。  しかし、接続方法で特に異なる点はありません。  これでFAXを使うための環境はバッチリ整いました!初期設定は機種によって異なりますのでFAXの取り扱い説明書にて確認してみてくださいね。  【絶対に失敗しない】光電話で使えるFAXの規格(種類)と選び方  光電話で使用可能なFAXは決まっているので注意が必要です!  そのことも踏まえて、  光電話で使えるFAXの規格(種類)  絶対に失敗しない大手の定番FAX3選  を最後に解説していきます。  光電話で使えるFAXの種類(規格)は「G3 FAX」  光電話で使えるFAXはG3 (FAX)という規格となります。  現在、一般家庭で使うFAXは基本的に「G3」となっていますが念のために注意が必要です。  ちなみに、光電話で使うことができないFAXは以下の2種類となっています。  「G4 FAX」  「スーパーG3 FAX」  「G4」「スーパーG3」って一体なに?  まず、「G4」は電話回線のときに対応していた規格です。  電話回線(ISDN)というと、光回線が普及する前に活躍していた回線のことを指します。  そのためG4 FAXという規格を採用しているFAXは現在ほとんど普及していません。  また、光電話によるG4 FAXの利用は基本的にできません。  次に、「スーパーG3」は業務用FAXでよく使われる規格です。  A4判原稿を1枚最短で3秒で伝送することができる規格で、業務用FAXに採用されていることが多いです。  しかしスーパーG3 FAXは、光電話をご利用の場合、通信環境によって利用することができないため注意が必要です。  (NTT光回線の場合は通信環境によっては利用不可。auひかりは不可。)  規格についてはよくわかったけど、間違った規格やFAXを選んでしまわないかどうかは心配ね…。  はい、FAX選びは少しややこしいかもしれません。ですので皆さんがFAX選びで苦労しないために、光電話で使えるFAXを調査して厳選してみました。  【絶対に失敗しない!】光電話で使える定番のFAX3選  光電話で使える失敗しない定番のFAXは以下の3種類となります。  パナソニック「KX-PD350DL」  パナソニック「KX-PD750DL」  ブラザー「MFC-J998DN」  自分の状況やこだわりを考えながら、それぞれの特徴を確認していきましょう。  1位:パナソニック「KX-PD350DL」  パナソニック「KX-PD350DL」は、  シンプルで使いやすいFAXがいい  FAXの利用はそこまで頻繁ではない  という人に最適です。  FAX用紙A4~A5液晶画面の文字漢字受信したFAXを画面上で確認する✕SDカードへの保存◯その他迷惑防止機能あり ※1  【※1】「迷惑防止機能」とは?  以下のような流れで振り込め詐欺や迷惑電話の防止をする機能です。  着信音が鳴る前に、相手に通話を録音するというメッセージを流す  着信中は呼び出し音と注意喚起のアナウンスを交互に繰り返す  電話に出ると通話内容を自動的に録音する  ちなみに、表中の特徴で、「受信したFAXを画面上で確認できない」という点が気になるという人は上位機種にあたる2位のFAXを検討することをおすすめします。  2位:パナソニック「KX-PD750DL」  パナソニック「KX-PD750DL」は、1位の機種よりも高性能であるゆえに値段も高い機種となります。  FAX用紙A4~A5液晶画面の文字漢字受信したFAXを画面上で確認する◯SDカードへの保存◯その他迷惑防止機能あり  受信したFAXを画面上で確認できるのは、便利ね!  そうですね!画面上で内容を確認することができるので、印刷による紙やインクの無駄使いを防ぐことができます。  3位:ブラザー「MFC-J998DN」  ブラザー「MFC-J998DN」は、  電話とFAXに合わせて、プリンターもセットになっている機器がいい!  電話とFAXに合わせて、コピーやスキャナーも使いたい!  という人に最適です。  FAXを利用することが出来る機器の中でも「複合機」と呼ばれる種類で、  FAX  電話  プリンター  コピー  スキャナー  これらの機能を1台の機器で全て利用することができます。  FAX用紙L判〜A4液晶画面の文字漢字受信したFAXを画面上で確認する◯SDカードへの保存✕その他スマホでFAXの受信内容を確認できる  複合機は、1台持っているだけで電話やFAXだけでなく、プリンターやコピーなども使うことができるためとても便利です。  しかし、逆を言えば壊れたら一気に全ての機能が使えなくなるかもしれないということになります。  このことから、  プリンターとしての利用がはるかに多い  ほとんどコピー機としてしか使わないかも  などというように利用頻度に偏りがある人は、電話とFAXの複合機が1台、プリンターで1台という購入の仕方が最も望ましいでしょう。  【まとめ】失敗せずに光電話でFAXを使い始めるために。  まずは、光回線の契約をすることが前提。  光回線が繋がれば、あとは「光電話」のオプションに加入するだけでFAXが使えるようになる。  FAXをビジネスで使う場合は追加オプション2つも追加すべし。┗「1.複数チャンネル」「2.追加番号」を追加することで、別々の番号でいつでもFAXを送受信できるように。  光電話で使えるFAXの種類は決まっているので間違えないようにする。┗「G3 FAX」の規格を選ぼう  FAX選びは定番・大手のG3 FAX選んでおけば失敗しない!  FAX選びに関しては失敗すると大きく損してしまうこともあります。しかしご紹介した大手の定番FAXを選んでおけば間違いないでしょう。

