
ドコモ光を選ぶときはプロバイダーを選択する必要がありますよね。
そんな中でもNTTドコモが提供する「ドコモnet」に目が行く人は多いかと思います。
- NTTドコモが提供するから安心できそう
- サポートもしっかりしているに違いない
とりあえずNTTドコモが提供しているから他は気にする必要はない。そう思うのも無理はありません。
しかし、口コミや評判を調査したところ、単純にドコモnetを選ぶと損をする人が多いことも明らかになりました。
そもそもドコモnetとは? 充実度はどれぐらい?
ドコモnetとは、ドコモ光のみで提供されるプロバイダーです。
プロバイダーというと分かりづらいかもしれませんが、インターネット接続をする事業者のことを言います。
ドコモnetはNTTドコモが運営しているので、ドコモ光の純正プロバイダとも言えるでしょう。
ドコモnetの充実度は?
ドコモnetについて調べてみると、以下の特徴が明らかになりました。
提供サービス | 内容 |
---|---|
WiFiルーターレンタル | なし(※ 購入の必要あり!) |
IPv6 | 対応 |
セキュリティソフト | 〇 12ヶ月間無料 |
訪問サポート | 有料 |
リモートサポート | 有料 |
メールアドレスの提供 | 1アドレス |
メールウィルスチェック | 送受信とも |
上記7項目はプロバイダ別で充実度が異なります。
ちなみにドコモ光の公式ページにあるプロバイダ一覧で掲載されている情報を参考にしています。
※ IPv6は結構重要な項目ですので後に詳しく解説していきます。
悪い評判は本当?ドコモnetに関する口コミを調査してみた。
ドコモnetに関する悪い評判はもちろん、良い評判も含めてリアルな実態を調査してみました。
悪い評判の実態は?
ドコモnetなんだけど、夜中になると重くなるってのがたびたび続いてるからコレは完全にプロバイダのせいだと思う
— 高来 真椰(TAKAGI Maya) (@TAKAGI_Maya) May 2, 2019
ドコモnet、遅いな。やっぱGMOかOCNにすべきやったか。
Ipv6がまだ開通してないわりには遅い。
— ◢ ◤DJ☆う-さ-😎 (@bubblecatbaby) September 21, 2019
それ俺も言われたよw
他よりちょっと安いから聞いてみたら。— 39 (@URNK39) December 28, 2018
Wi-Fiを飛ばすためのルーターは自腹!?
ドコモ光のプロバイダーをドコモnetに変えてからIPv6が開通する気配がないので、ドコモ光ルーター01を注文してみた。
東・戸建て・ひかり電話・旧Bフレッツからの契約だとダメなのかな。
プロバイダーはOCNから変えたばかり。— yococa (@yococa_jp) August 11, 2019
う-さ-のドコモ光のドコモnetのONU…ルーター機能ない挙げ句レンタルもないから自分で買った( ⌯᷄ὢ⌯᷅ )
もうすこしプロバイダ選び、慎重になるべきやったかな。
RT
— ◢ ◤DJ☆う-さ-😎 (@bubblecatbaby) September 20, 2019
@docomo_cs ドコモ光、ドコモnetを契約した場合、ルーターは購入することになりますか?
月賦ですか?
レンタル無料ですか?
教えてください— りょん(りょうすけ) (@abcrz1) April 1, 2019
インターネット接続設定に関する不満の声
ドコモ光(ドコモnet)の場合、プロバイダにつなげる書類が送られてこなくてドコモnetのページにアクセスして発行してあるIDとパスワードを入れ、そこからルーターに設定するパスワードを得なくちゃならないとかいうクソ具合 ネットに繋ぎたくて契約したのにネット見てくれってアホなの?
— えるMAX💀🥕 (@LRktpn90) April 11, 2018
ルーターとネットの設定で半日終わった…
今日から変わるのにドコモnetからIDとか送付されてねぇんだもん…
ネットでログインして見つけたから解決したけどさ…— 立春 (@minority0204) June 1, 2018
ドコモnetには良い評判もある!
docomoユーザーだからっていうのと支払いが全部まとまるからっていう雑な理由でドコモ光+ドコモnetにしてるけど特に困ってないな。平均400Mbpsくらいは出てる。 pic.twitter.com/ZEoLj4rzLE
— syarihu@syarihu.dev (@syarihu) May 27, 2019
※プロバイダ:ドコモnet
ドコモnetはこの時間帯の集合住宅でも57Mbpsとか出てるからかなり安定しているのでは
— Todán(妥当) (@Baile_de_DAIKON) June 23, 2018
ドコモnetの評判まとめるとこうなる!
- 【良い点】速度が速い人がいる。
- 【悪い点】速度が遅い人もいる。
- 【悪い点】Wi-Fiを飛ばすためのルーターは自分で購入
- 【悪い点】インターネット接続に必要な情報は郵送されない
ドコモnetの通信速度については賛否両論ありました。
ここで考えるべきは、ドコモnetではWiFiを飛ばすために必要なルーターが無料で準備してもらえないということです。
それゆえ、人によってはWiFiルーターの選択を誤り、速度が遅い問題にハマってしまったのかもしれません。
その他には、ドコモnetではインターネット接続に必要な情報(認証ID・認証パスワード)を紙で郵送しないそうです。
代わりにインターネット上のマイページで確認できますが、この仕様に関する評判も悪い印象がありました。
ドコモnetではインターネット接続に必要な情報(認証ID・認証パスワード)を郵送しておりません。
ドコモnetを選ぶ2つのメリット +α
- タイプAで月額料金が安い
- 窓口をNTTドコモに一本化できる
- その他(IPv6対応・セキュリティソフト・メール)
メリット1.タイプAで月額料金が安い
ドコモ光のプロバイダは以下2つのタイプに分類されています。
そして、タイプごとでドコモ光の月額料金が異なります。
タイプ | マンション 月額料金 |
一戸建て 月額料金 |
---|---|---|
タイプA | 4,000円 | 5,200円 |
タイプB | 4,200円 | 5,400円 |
ドコモnetはタイプAですのでドコモ光の月額料金は安いです。
また、タイプBの方が月額料金が高いので性能が向上するんじゃないか?と思う人もいるかもしれません。
しかし、タイプBのプロバイダーが優れているという事実はありません。
そのため、ドコモ光はタイプAのプロバイダーを選ぶ方がお得に使えます。
※昔からタイプBのプロバイダーにこだわりを持つ人がタイプBを選びます。(例:フレッツ光からの自社転用など)
メリット2.窓口をNTTドコモに一本化できる
プロバイダをドコモnetにしておくと、お問い合わせ窓口を一本化できます。

つまり、何かあったらNTTドコモに連絡すれば対応してもらえるわけね。
一方、ドコモnet以外のプロバイダーを選択した場合、プロバイダー関連のお問い合わせは選んだプロバイダー会社に連絡することになります。
※たとえばplalaを選んだ場合、プロバイダーへのお問い合わせはplalaへ。
実際にサービスを利用し始めてからプロバイダーに連絡する機会はあまりないかと思いますが、お問い合わせ先が一本化されると安心感はあるでしょう。
その他のメリット:
- パソコン向けのセキュリティソフト12ヶ月間無料
- ドコモnetメール
- IPv6対応(詳しい内容は後述)
その他にもメリットはありますが、他社プロバイダでも同じく存在するようなメリットです。
ただ、セキュリティソフトはパソコン向けなので、スマホでは使えません。
ドコモnetメールに関しては、メールアドレス【docomonet.jp】が1つもらえてドコモ光(ドコモnet)を解約するまで利用できるようになっています。
しかし、今となってはGmailやYahooメールを使う方が圧倒的にメリットが大きいので、ドコモnetメールを使う機会はないでしょう。
ちなみに、ドコモnetはIPv6対応に対応しています。に関してはデメリットになる可能性もなりますので、詳しく後述します。(今、IPv6の意味がわからなくても大丈夫です。)
契約前に知りたいドコモnetのデメリット4つとは?
- WiFiを使うためにルーターの購入が必要
- IPv6対応は専用ルーターのみ対応
- 初期設定のサポートは有料
- キャッシュバックがない
デメリット1.WiFiを使うためにルーターの購入が必要
ドコモnetではWiFiルーターの無料レンタルは行われていません。
ですので、WiFiを飛ばすためには自分で機器を準備する必要があります。
一方で、ドコモnet以外の以下のような有名プロバイダーではWiFiルーターの無料レンタルが実施されています。
プロバイダ (タイプA) |
無料レンタル可 WiFiルーター |
メーカー 希望小売 価格 |
IPv4 over IPv6 |
アン テナ 数 |
最大速度 5GHz |
最大速度 2.4GHz |
---|---|---|---|---|---|---|
GMO とくとくBB |
【BUFFALO】 WSR-2533DHP3 ![]() |
12,000円 | 〇 | 4×4 | 1733Mbps | 800Mbps |
DTI | 【ELECOM】 WRC-1167GS2H ![]() |
5,760円 | 〇 | 2×2 | 867Mbps | 300Mbps |
@nifty | 【ELECOM】 WRC-1167GS2H ![]() |
5,760円 | 〇 | 2×2 | 867Mbps | 300Mbps |
plala | 【NEC】 WG1200HS3 ![]() |
5,280円 | 〇 | 2×2 | 867Mbps | 300Mbps |
BIGLOBE | 【NEC】 WG1200HS3 ![]() |
5,280円 | 〇 | 2×2 | 867Mbps | 300Mbps |
OCN | IPoE対応 ルーター01 ![]() |
非公開 | 〇 | 2×2 | 867Mbps | 300Mbps |
※メーカー希望小売価格はあくまで目安として価格.comを参考に記載しています。なお、在庫などの状況により必ずしも上記の製品にならないこともあります。
光回線で最適なWiFiルーターは1万円前後するので、ドコモnetを選んでしまうとプラスでその費用を負担しなければいけないのです…。
デメリット2.IPv4 over IPv6対応は専用ルーターのみ対応
ドコモnetはIPv4 over IPv6通信に対応しています。
IPv4 over IPv6は専門用語ですが、簡単に言うと「最新型のインターネット接続」のことです。
ネットが混雑しやすい従来の接続方法を改善し、多くの人がインターネットを使う時間帯でも速くて快適な通信が可能です。
しかし、ドコモnetでIPv4 over IPv6に対応させるためには「ドコモ光ルーター01」と呼ばれる下記の専用ルーターを購入する必要があります。
機種名 | 価格 | IPv4 over IPv6 |
アン テナ 数 |
最大速度 2.4GHz (最大) |
最大速度 5GHz (最大) |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ光ルーター01 | 8,880円 | 〇 | 2×2 | 300Mbps | 867Mbps |
※価格は税抜き表示です。

他の大手プロバイダを選んだら無料レンタルしてくれるものを、わざわざ購入しなきゃいけなくなるのね…。

はい。ちなみに先ほどご紹介した無料レンタル可能なルーターもIPv4 over IPv6に対応しています。
デメリット3.初期設定のサポートは有料
プロバイダ (タイプA) |
訪問サポート | リモートサポート |
---|---|---|
ドコモnet | 有料 | 有料 |
plala | 〇 初回無料 |
〇 |
DTI | 〇 初回無料 |
〇 |
BIGLOBE | 〇 初回無料 |
〇 |
@nifty | 〇 初回無料 |
〇 初回無料 |
GMO とくとくBB |
〇 初回無料 |
× |
本当に不思議に思えるのですが、なぜか大手プロバイダの中でドコモnetだけ無料のサポートが付いていません。
ただ、NTTドコモは代わりに「ネットトータルサポート」と呼ばれる有料オプション(500円/月)を提供しています。
このオプションは初回31日間だけ無料ですが、無料期間中でも訪問サポートを希望する場合は別途料金がかかります。
※ リモート(遠隔)サポートは初回31日間だけ無料で使えますが、サポート対象のルーターは「ドコモ光ルーター01」のみです。

使い初めにトラブルがあったとき、頼りになる初回サポートが有料なのはちょっと…。
デメリット4.高額キャッシュバックを見逃す
ドコモ光では選ぶプロバイダによってキャッシュバックの有無が異なります。
ただ、ドコモnetを選ぶとキャッシュバックは無いので注意が必要です。
プロバイダ (タイプA) |
キャッシュバック |
---|---|
ドコモnet | 0円 |
GMO とくとくBB |
20,000円 |
@nifty | 18,000円 |
OCN | 20,000円 |
plala | 15,000円 |
DTI | 15,000円 |
BIGLOBE | 0円 |

選ぶプロバイダによってはキャッシュバックも貰えるのね!

はい。ドコモnet以外の大手人気プロバイダーでは全社ともキャッシュバックを実施しています。
ドコモnetを選んだ方が良い人 & 選ぶべきでない人
これまでの内容を踏まえてドコモnetを選んだ方が良い人と、選ぶべきではない人をまとめてみました。
ドコモnetを選んだ方が良い人はこんなひと!
- 窓口は絶対にNTTドコモに一本化したい
- WiFiを飛ばすための機器は自分で購入する
上記に当てはまる人はドコモnetの一択で間違いありません!
※ ドコモnetで最新のインターネット接続方式に対応させるには「ドコモ光ルーター01(8,880円 税抜き)」を購入する必要があります。
ドコモnetを選ぶべきでない人はこんなひと!
- 余計な費用をかけずに無料でWiFiを飛ばしたい!
- 0円で最新のインターネット接続を使えるようにしたい!
- 20,000円キャッシュバックを逃さずに受け取りたい!
上記に当てはまる人は、ドコモnet以外の大手プロバイダーを選ぶことをおすすめします。
ドコモ光公認プロバイダー「GMOとくとくBB」なら間違いない!
ドコモnetに少しでも違和感を覚えた人は、ドコモ光のプロバイダーで一番お得に使える「GMOとくとくBB」を確認してみてください。
なぜなら、
- 高性能WiFiルーター(12,000円相当)が無料で使える
- ドコモ光のプロバイダでは最大の20,000円キャッシュバック
- パソコンだけでなくスマホでも使えるセキュリティーソフトが無料(12ヶ月間)
- 万が一のための訪問サポートは初回無料
といった具合に、ドコモ光のプロバイダの中では最も充実しているからです。
また、プロバイダー運営実績は20年以上で東証一部上場の大手企業「GMOインターネット株式会社」が運営しているため安心して使えます。
実際に検討している人が多い
とりあえずドコモ光にはする
ドコモnetかGMOBBで悩み中— ;..( (@yougakulover) March 17, 2019
ドコモNET -> GMO
— わたなべ (@ioComk) April 27, 2019
とくとくbbとドコモnetが評判良いですよね~
多分自分もとくとくbbにします— Alma ✿✿✿ (@FN_Alma) March 5, 2019
ドコモの人に速度求めるならソネット、ニフティ、GMOをすすめられてWi-Fiルータ無料レンタルしてくれるつーのでGMOにしました。今時パソコン有線でもスマホ使いますからね〜
— HOLLIE (@HOLLIE) December 28, 2018
ドコモnet以外を選ぶなら「GMOとくとくBB」に決める人も多いので必ず一度は確認しておきましょう。
ドコモ光 × GMOとくとくBB

5,200
最大1,000円割引/月
18,000円
公式特典
- 20,000キャッシュバック
- 高性能WiFiルーター0円
(12,000円相当) - 訪問設定サポート無料
- セキュリティ1年間無料
※ キャンペーンの内容および期間は予告なく変更される場合があります。
※ドコモ光のGMOとくとくBBについてもっと知りたい!という人は以下のページにて詳しく解説していますので合わせてご覧ください。